コンテンツSEOのたった一つの神髄は指名検索を増やすこと|SEOと広告とインターネッツ      

2014年6月11日水曜日

コンテンツSEOのたった一つの神髄は指名検索を増やすこと

コンテンツSEOの「間違いない」やり方があります

コンテンツマーケティング、コンテンツSEOと言えば、
近年Googleを筆頭に世界中のウェブマーケッターが推奨する施策。

今までのように外部リンクを買って順位をあげたりせず、
ユーザーに価値を提供するコンテンツをつくる、というものです。

アメリカでは Content is king.(コンテンツこそが王だ)といういい回しもありますね。
欧米のSEO業界やウェブマーケティング業界ではもはや定番の概念です。

で、そんなコンテンツSEOですが、
実は結構色んなSEOが苦戦しています。

例えば、SEO会社が「コンテンツSEO」と称して、
ランサーズなどでライターを雇い、安価に記事を書き、ページを大量生産する
という施策を推奨していたりします。

彼らの言い分としては、こんな感じ。

「これでサイトのボリュームが増えます。
するとテールワードを拾いやすくなります。
そうすると下層ページからトップページへリンクを貼るので、
トップページの評価があがります…」

みたいな。

これは特にどこのSEO会社という訳ではなく、
かなり多くの会社で似たような内容を提案しているわけです。

もちろんこのような事をしてもSEO効果はまあ見込めないでしょう。

なぜか彼らがこんな事を提案するかというと、
結局SEO会社ってコンテンツの企画運用のノウハウがないからなんです。

私もSEO会社勤務ですのでわかるんですよ。

ノウハウがないなりになんとかお客さんにコンテンツSEOらしきものを提案しようとすると、
こういう強引な施策を提案してしまうという。。
これはSEO業界の大きな反省点です。

コンテンツSEOにはいまだに、
どんなサイトにも通ずる正解らしきものがほとんどありません。
だからサイトごとに試行錯誤して考えるしかないのです。

しかし、そんなコンテンツSEOの領域で、
たった一つだけはっきりしている事があります。

前置きが超長くなりましたが、
コンテンツSEOでは指名検索を増やすことが最重要です。

いきなりですが論より証拠という事で、こちらのサイトを例に挙げます。


こちらはキャッシングのアフィリエイトサイトですが、
「ゼニエモン」というキャラクターがキャッシングについて解説をしてくれます。

結構内容も丁寧でわかりやすく、インデックスが300ページ近く、ボリュームも大きいのです。
どなたがつくったかはわかりませんが、相当気合入れてつくっています。

またこのサイト、定期的な更新も行っています。

例えば左カラムにあるこれ。超親切です。
クリックすると…


ここに飛びます。
めちゃ長いコンテンツ。
知らなかった人には重宝する内容ですよね。



さて、こんなに「コンテンツ」として優れたゼニエモンのサイトですが、
実はこのサイトの最も優れた点は他にあります。

それが、「指名検索が増える」という点です。
どういうことかと言うと、言い換えればサイト特有のキャラクター性を押し出すという事です。

指名検索が増えるという事は、
つまりそのサイトの特有の名前やキャラクターがあり、
サイトを訪れた人が今後そこを起点にアクションしてくれやすくなります。

ゼニエモンのサイトで言えば、
「ゼニエモン」というキャラクターが立っており、
また訪れたいと思った時に、「ゼニエモン」で検索してくれる人が増えるのです。

この、「ゼニエモンで検索させる」というのが非常に大事なのです。

多くのがユーザーが「ゼニエモン」で検索しますよね。

「ゼニエモン」というワードを最も記述していて、
サイトタイトルにも「ゼニエモン」とあるのはこのサイトぐらいかと思います。

すると、このサイトは検索エンジンからそのうち、
「ゼニエモンというキーワードに圧倒的にマッチするサイト」
「検索ユーザーがゼニエモンと検索する時はこのサイトを表示させれば間違いない」
という認識をするようになります。
(多分SERPsのCTRを見てるんじゃないかなと個人的には思います)

また、他のユーザーが「ゼニエモン」というアンカーテキストでリンクを貼ったり、
ソーシャルでシェアしたり、
私のこの記事の様に他のサイトで言及されたり(これをサイテーションと言います)、
とにかく「ゼニエモン」と言う名前でサイトが有名になります。

つまり、サイトを有名にしてくれるのはサイト特有の名前やキャラクターなのです。

では逆に、たとえばこのサイトにキャラがおらず、
名前も「キャッシング比較」だったらどうでしょう?
ありがちなアフィリエイトサイトですよね。

ユーザーは他のサイトとの違いを認識できません。
なので検索で1位になった場合でも、効果と言えば新規のユーザーを拾えるぐらいで、
そのユーザーも他のサイトが1位になったら多くはそちらに流れるでしょう。

コンテンツの内容は素晴らしく、ボリュームも大きなサイトだけど、
サイト特有の名前やキャラクターを立てていないというサイトはたくさん存在します。

つまりそれは、ユーザーに結局他のサイトとの違いを理解させられていないということなのです。

サイト特有の名前やキャラが立っていると、
多少検索順位が下がった時でも、リピーターが来てくれる可能性が高いのです。


また、コンテンツSEOの注意点が一つあります。
それは、定期的に露出を増やさないといけない事です。

定期的な露出や更新がなければ、
やはりユーザーはすぐ忘れてしまいます。

一番のおすすめは、定期的な広告出稿です。

なかでも最も効果的なのは、ゼニエモンのサイトで言えば、
「"ゼニエモン"で検索」というような広告を定期的に打つ事ですね。

最初の流入は広告に頼りますが、
2回目以降のリピーター訪問を稼げる効果があります。

Google Analyticsを見る時も、
「リピーターがどれだけ増えたか」軸で見るといいと思います。

とまあだいぶ長くなりましたが、コンテンツSEOの神髄は、
サイト特有の名前やキャラクターを覚えて貰う事。
たぶん今のSEO業界だとここまでのコンテンツSEOは提案できないでしょう。

ぜひお試しください。


スポンサードリンク