5月 2014|SEOと広告とインターネッツ      

最新の厳選記事7選

2014年5月31日土曜日

なぜ動画マーケティングは失敗するのか?4つの注意点まとめ

動画マーケティングにはいくつか注意点があります。

1.動画の視聴は見る人を選ぶ

情報量が多いということは、見る人が理解をするのにエネルギーを使います。
つまり動画というだけで見る気が起きない人が多いのです。
そういった人たちは動画で見るよりもライトな情報を探しているのです。

2.動画マーケティングには複数の種類がある

まず動画コンテンツそのものに話題性を持たせ、バイラルを起こしたり、
インバウンドマーケティングのように、
動画をフックとして「見つけて貰う」やり方が一つ。

もう一つは、メルマガ等で動画ページへ誘導し、
動画を長期間、たくさん視聴して貰うことでよりコアなファンをつくっていくやり方。

圧倒的に手間がかかり、その分コアなファンをたくさんつくれるのは後者です。
情報起業家でこの辺を理解している人は数百とか数千の動画をYoutubeに上げていますね。

3.動画コンテンツのSEOはやや特殊

動画コンテンツのSEO(Video SEOと言います)は2通りあります。

一つは動画コンテンツを自分のサイトに設置し、
その動画ページにSEOを施す方法。

これは通常のSEOに加え、セマンティック検索対応のために、
リッチスニペット向けのマークアップもしておくとよいでしょう。

もう一つはYoutubeなど動画プラットフォーム内で自分の動画コンテンツを上位表示させる方法。

Youtubeであればタイトル・Description、アノテーションの設定などは必須です。
これはまた別の機会にでもお伝えします。

4.動画の作成は手間・コストがかかる

当然のことですが、画質・音質の低い動画より、
テレビ番組並みの動画コンテンツを定期的に発信できた方が良いのです。

でもそう簡単にできるものではありません。
ですがご自身のブランディングを強化したいならその分クオリティの高い動画コンテンツをつくっていく必要があります。
1本の動画(3分)をプロに頼むと、1本で数百万いく場合があります。
ですがここをどうコストをかけず制作し続けるかが頭の使いどころです。
頭を使ってる人は使ってる部分ですね。

以上です。

2014年5月30日金曜日

動画コンテンツは情報発信に使える

これからの時代、商売をウェブ上で行うには、動画は強力なコンテンツになります。

なぜか?

それは動画はあらゆるコンテンツの中で圧倒的に強力なエンゲージメントを生むからです。

よくデザインされたきれいで情報の整ったウェブサイトを雑誌、
動画コンテンツを映画のDVDだとしましょう。

どちらも最後まで見るのに2時間かかるとして、
2時間たったあと、より強く人の印象に残るのは動画ですよね?

動画がなぜ人の印象に強く残るかというと、
情報量が格段に多いためです。

動画は動画+音声で再生されるため、
見る人にとって、他のコンテンツよりもはるかに多くの情報を伝えます。

そのため観る人が臨場感を強く感じ、
ビデオを発信している人や企業のファンになったり、
思い出してもらいやすくなったりするのです。



実は注目する人は注目している動画マーケティング

この動画マーケティング(ビデオマーケティング)については、
かなり以前から、実は大いに注目されています。

私たちの世代であればまずテレビ。
これは言わずもがなですね。

次にネットが普及してからはYoutubeで動画をアップし、
自らのマーケティングに利用し、成功する人が出てきました。
この辺は海外事例の方が豊富です。

Hubspotのこの記事(英語)などはビデオマーケティングの成功事例を記載しています。
他にも探せばいくらでも出てきます。

さらに、歴史の中では映画やテレビなどは洗脳やプロパガンダに使われてきたという過去があります。
これはビラを何万枚も配るより、
動画の方が情報量が多く臨場感を生み、人の心を動かしやすいからです。

政治家が該当で演説するのも同様です。
多くの人の前に現れ、自分の声と身振り手振りで情報を伝えることで、臨場感を生み、
共感を生んだり印象に残ります。

営業マンが客に営業する時はメールより電話を重視し、
電話より会う事を重視するのもこの原理があるからです。

と言う訳で動画マーケティング、ファンを増やすための強力なツールとして使えます。

以上です。

2014年5月29日木曜日

声の大きいものが勝つ世界

この世の原理は基本的に「声の大きいものが勝つ」だと思います。

  • 大量に広告を打った
  • 書籍でメッセージを発した
  • メールマガジンを毎日発行した
  • ウェブサイト、ブログを毎日更新した

こういう行動をとればとるほど、
内容が間違っている、イメージが悪い、あやしい、などの批判を大量にうける事になることがあります。

ですが、声を何も発しない人と比べて、
できるだけ大きな声でメッセージを出した人の方が、最終的に得られる果実は多いのだなと最近思います。

あ、どちらが正しいとか悪いとかじゃないですよ。
これは好みの問題もあると思うので。



3つほど例を挙げると…

山手線や大阪市営地下鉄の車内を広告ジャックしたり、
セレブ感を徹底的に出し尽くしたイメージ戦略を行った与沢翼さん。

天皇陛下に手紙を直に手渡しした山本太郎さん。

Yahoo!と提携しリブセンスのSEO問題に乗っかった記事を書いたウェブニュースメディア『The Page』。


彼らは注目を浴び、尋常でないほどの批判にさらされました。
ウェブ上を見渡すだけで、目を覆いたくなるような批判が多数存在します。

そして結果、誰が最も利益を得たのかという話ですが、
それは批判している人でも賛同している人でもなく、注目された本人たちなのだと思います。


与沢翼さんは注目されることによって、利益は十分出ていたといいます。
残念ながら黒字倒産に近い形で事業が立ちいかなくなりましたが、
入金予定のお金が全額入金されていればこうはならなかったとも聞いています。

山本太郎さんは注目を浴び、批判者と同時に賛同者も増えました。

The Pageについては「SEOを理解していない」「考察が浅い」「リブセンスとオーサーランクは関係ない」など、
かなりの批判を目にしました。
一方でそうしてソーシャル上のシェアが増えたおかげで、相当な流入数があったものと思われます。

また、あくまで現時点でですが、The Pageについては「オーサーランク」でGoogleで3位~5位を推移しています。
一時的とは言えソーシャルだけでなくこうした自然検索経由の流入も副次的に稼ぐ事になります。

これはウェブメディア、ニュースメディアとしては勝ちです。
本質ではないにせよ、批判だろうが賛同だろうが、流入数がメディアの実績になります。

すなわち批判とのトレードオフで、媒体価値を(一時的に)高めることに成功したと見る事ができます。


目立つことはSEO効果を生む

目立つことは副次的に検索エンジン対策としても有用な場合があります。

よく勘違いされるのですが、Googleはユーザーにとって有益なコンテンツだけを評価するわけではありません。

内容が微妙だろうと考察が浅かろうと、ユーザーが見たいものもかなり評価します。

したがって、検索結果上でも有利に働く可能性はあります。
あくまで間接的な効果だと言えますが。


上に挙げた例はほんの一例ですし、
私はどれが正しい間違っているというのは言及しませんが、
誰が勝ったのか、誰が最も利益を得たのかという観点では、
結局声の大きい人が勝つんだなぁと思います。

逆に最も利益を得られない人というのは、批判をする側の人達ですね。

例えばSEOにせよ広告にせよ、「理論を理解していない、記事の質が低い」というような批判は多く見ます。
それらの批判は「うん、まあ正しいよね」って場合も多いのですが、
批判をすることがその記事や媒体、人をより注目させ、結果批判されている人達の利益に繋がるだけなのです。
それが嫌なら批判ではなく無視、スルーしてあげた方がいいかと。

批判する側が何か得るものがあるとすれば、批判に同意してくれる人がいる時に承認欲求が少し満たされるぐらいではないでしょうか。
中には批判によって業界をよくしていきたいという高尚な意思がある方もいるかも知れませんが、
もしそうなら自分が情報発信し注目され批判を受け入れる(または戦っていく)方が業界は俄然よくなると思います。

批判を受けると言っても本当に批判を浴びるだけなので、
巨額の訴訟をいくつも起こされる訳ではないですし、命を落とす事もありません。ほとんどの場合は。

というわけで、長期的に総合的に見た場合、多くの利を得られるのは声の大きい人なのだと思います。

以上です。

2014年5月28日水曜日

「いいね!」やリツイート、はてブはSEOに効果無し、しかし・・

SEO会社で働いているとよく聞かれるのが、
「いいね!」やリツイート、はてなブックマークをたくさん集めるとSEOに効果があるのか?という質問です。

答えはNoで、アルゴリズムにこれらソーシャルシグナルはほぼ含まれていません。

また、私もたまに調査を行うのですが、やはりソーシャルシグナルはランキングと相関していないですね。
これはもうずっとです。

たとえば適当に20キーワードぐらいで検索結果上位20サイトのソーシャルシグナル数を見てみると、
1位~10位が「いいね!」もリツイートもはてブも0、
だけど11位のサイトがはてブが80件ついてるとか、そういう感じです。

ただし、「間接的には」SEOに影響している可能性があります。

というのも、圧倒的にソーシャルシグナルが多い場合に限りですが、それは多くの人がシェアしたという事であり、
多くの人がシェアしたいコンテンツというのは被リンクも同時についている可能性が高いのです。

また多くシェアされている時点で多くの流入を稼ぎますし、
ブックマーク、RSSの登録もいくらかあるでしょう。
そこからリピート訪問してくれる人も出てくると思います。

そういった観点で言えば、ソーシャルシグナルはSEO上の効果は無いけれど、
ウェブサイトにもたらされる恩恵は少なくないと言えます。

2014年5月27日火曜日

オーサーランク、オーサーシップはSEOに影響しないしスパム化する恐れもある

ここ最近、SEOにおける、オーサーランクやオーサーシップの重要性についてのニュースや記事が多くなっています。

オーサーシップは著者情報。
これはGoogleが定めた用語ではなく、単に「著者情報」という言葉の英語版です。

オーサーランクは著者のランクのことです。
これもGoogleが何か定義づけているわけではありません。
またアルゴリズムにもこの概念は現時点で一部を除いて用いられていません。
そもそも、著者のランクって何のランクなのかという話ですので、
現時点でかなりふわっとした言葉です。
(ちなみに英語圏では類似した言葉として「Publisher」という概念もありますが、
これはとりあえず気にしなくて良いです)

さて、ここ最近、リンクによる評価が終わった、そしてこれからはオーサーランクが重要だという論調が出始めています。

現時点で間違いなく言えることは、オーサーランクはまだアルゴリズムに一部を除いて導入されていないという事です。

更にいうと、オーサーランクが今後導入されたとしても、
あらゆる評価項目の中でオーサーランクがいきなり強い評価項目になることはほぼありえません。

そしてリンクが重要であることは変わらないでしょうし、
どちらかというとオーサーランクがアルゴリズムに導入されることで、
リンクやその他の評価項目の重要性が少し薄まる、その程度かと思います。

そもそもオーサーシップの登録自体まだまだ少ないですし、
オーサーシップ自体ももしかしたらリンク同様、スパムが出てくる可能性もありますので、
Googleとしては導入するにしても慎重にならざるを得ないはずです。

またオーサーシップの売買も発生するでしょう
お金を払えば有力なオーサーが顧客のサイトにオーサーシップを表示させる事もあるかもしれません。
そうなるとそのウェブサイトのオーサーシップ、オーサーランクの信頼は上がると思いますが、
Googleからすると評価すべきか悩ましいという事になります。

もしこういった行為が行われたとしても、
CMに有名人を起用するのと本質的には同じですので、
これ自体は別に悪い事ではないでしょう。

ですがユーザーは情報の信頼度を正確に判断することが難しくなる場合もあります。

まぁ間違いなくGoogleもその辺は想定しているはずで、
そういった行為への対策をどうするかなど、色々と考えているところなんだと思います。

なので、Google+に登録してサイトと紐付ければOKかというとそう単純な話ではないという事です。

だいたいGoogle+が過疎化しているので、ここを中心に自身の活動を行い続け、
その内容如何でオーサーランクが上がるかもしれないと言われても、
そのリターンがコストに全く見合わないのですよね。

オーサーランクがなかなかアルゴリズムに反映されないのも、
TwitterとかFacebookの方がオーサーシップとして適切なのではないかと言う議論が当然ありますし、
とは言えTwitterもFacebookもそもそもrobots.txtでインデックスできないように設定されている場合がほとんどです。

またTwitterやFacebookの情報をオーサーシップとして認めてしまうと、
Google+からさらに人が減ってしまうというジレンマもあります。

これではGoogleもオーサーランクの導入をなかなか実現できないでしょう。

したがって、オーサーシップないしオーサーランクを新たな評価項目として導入するのは理に適っていますが、
SEO上、それほど重要度は上がらないと私は考えております。

あ、検索結果に表示された場合、目立ちますので、CTRは上がるかも知れませんね。未検証ですが。

2014年5月26日月曜日

SEOコンサルタントでも間違える。レスポンシブウェブデザインはSEOへの影響はない

SEOというのは時々、非常にややこしい事があります。

SEOを行う上で複雑な計算式などは必要ないのですが、
知識やGoogleの公式発表を正確に理解する必要があります。

とくに、「Googleが推奨した」=SEOに有利、と認識してしまう人が少なくないので、
SEOコンサルタントとしてはGoogleのことばを慎重に理解しないといけません。

例えばこの問題でここ最近で非常に多いのが、レスポンシブウェブデザインについて。

レスポンシブデザインとは、一つのHMTLファイルでブラウザや端末のサイズに合わせて、
ページの表示を柔軟に変えられる技術のことです。

このレスポンシブウェブデザインをGoogleは「推奨」しているのですが、
SEOに有利とは言っていません。

ですが、SEOコンサルタントの中には、
レスポンシブウェブデザインがSEOに有利だと言い切ってしまう人がいるのをたまに見かけます。

レスポンシブウェブデザイン自体は素晴らしい技術なのですが、
これはもうユーザビリティの問題ですので、
自社のターゲットに合わせて採否を決める方がよいでしょう。

以上、SEO上はレスポンシブウェブデザインは特に有利・不利はありませんというお話でした。


ちなみに・・

ユーザーとしてですが、個人的にはレスポンシブウェブデザインはあまり好みではありません。

理由は単に、スマホでサイトを閲覧した場合、画面を拡大しづらいからです。

通常、スマホでピンチアウト(指2本で拡大する操作のこと)を行うと、
レスポンシブでない場合は文字を拡大できます。

ですがレスポンシブだと強制的に配置や文字サイズ等が決まってしまうのです。
(そうじゃない場合もあったらすみません。制作はそこまで詳しくないので)

ですので、情報を得る→CVするという導線を進みづらいなぁと何度か思ったことがあります。

もちろんこれはケースバイケースですので、
一概に言い切れるものではありませんが。

以上です。

2014年5月25日日曜日

アメリカの有名なSEO会社まとめ

アメリカは世界1のSEO、ないしウェブマーケティング最先進国です。

私は日本でSEO会社に勤めていながら、
世界のSEOトップの知見を持つアメリカのSEO会社をほとんど知りません。

そこで一覧にしてまとめてみました。
こんなにあるんですね。

この中でかろうじて知っているのはHigherVisibility、Distilled、Acronym、360i、
Razorfish、Bruce Clay、IProspectぐらいですかね。

アメリカではインハウスSEO(内製でSEO体制をしくこと)が進んでいて、
SEO会社に任せる傾向はなくなってきています。

それでもSEO会社に依頼する時は、経営戦略に入り込むぐらい、
その会社に常駐したり、役員陣の報告会等への参加、プレゼンなども行うようになっています。
SEOエージェンシーで働くなら、MBA取った方がいいというアメリカ人の意見も聞いた事があるほどです。

HigherVisibility
Distilled
Acronym
Icrossing
360i
Straight North
Razorfish
Bruce Clay
Brick Marketing
Vertical Measures
IProspect
Slingshot SEO
Fathom
SEO.com
Internet Marketing Inc
Geary LSF
Think Big Sites
Rusty Brick
Seer Interactive
Orange Soda
Webimax
Media Whiz
WebMetro
Internet Marketing Ninjas
Boostability
Customer Magnetism
Ebrandz
GoSite Local
Peak Positions
SEO Inc
Qualified Impressions
SEOP
National Positions
Intrapromote
SEO Image
Yodle
Atlantic SEO
SEOCompany.com
Done SEO
SEO Logic
LeapFrog Interactive
Crexendo
180Fusion
RankPay
Bonsai Media Group
Leverage Marketing
JellyFish
SearchEngine Optimization.com
Perfect Search Media
Netmark


2014年5月24日土曜日

【目指せ年収1000万】SEO会社の最強キャリアパス

SEO会社でも年収1000万を目指す方法があります。

結論を言うと、アメリカでSEOの仕事を行うことです。

アメリカのSEO職の給与事情を、こちらのサイト(英語)を参考に見てみましょう。

こちらは「SEO Salary」と題した2011年頃のインフォグラフィックのページですが、
アメリカの20州で調査したSEO会社の平均給与が書かれています。

最も高いのがNew York。

職位が低い順に、1ドル100円とした年収は・・・

  • 「リンク制作」…270万~590万円
  • 「ライター」…390万~960万円
  • 「SEOスペシャリスト」…540万~980万円
  • 「SEOストラテジスト」…840万~1210万円
  • 「マネージャー(部長)」…760万~1120万円
  • 「ディレクター(本部長)」…840万~1480万円

となっています。
日本のSEO業界の人、怒っていいですよ。笑


また、MOZで有名なThe Moz Blog(英語)ではもっと羽振りが良い金額が書かれています。

2011年に書かれた給与事情です。
1ドル100円で計算しています。

インハウス(内製)SEO担当者

  • 「SEOスペシャリスト」…450万~850万円
  • 「アカウントマネージャー」…550万~1000万円
  • 「リーダー」…500万~1000万円
  • 「ディレクター、マネージャーなど」…750万~1500万円
  • 「役員、ディレクター(本部長)など」…1000万~3500万円

SEO代理店

  • 「営業窓口」…350万~750万円
  • 「SEOリサーチャー」…300万~600万円
  • 「ライター」…350万~750万円
  • 「リンク制作」…350万~1000万円
  • 「サーチマーケティングコンサルタント」…600万~2000万円
  • 「SEOディレクター(本部長)など」…700万~1200万円

上位の役職になると、ちょっとした戦略コンサル、投資銀行に肉薄する年収ですね。
ボトムは450万と普通ですが、1000万オーバーも珍しくありません。


まあ職務内容は日本のSEO業界のそれとは全く違う部分もあるでしょう。
私が聞いたり調べたところですと、日本のSEO業務よりはるかに複雑で仕事量も多く、
そして販売戦略、プロモーション戦略を理解していないとこなせないものになります。

というのもアメリカではSEOは企業戦略の一角にはいるほど重視されていることが少なくないからです。
今や検索で自社のウェブサイトを見つけて貰う事を企業戦略に含めないことはありえないという考え方も多いです。

そのためSEOに対する予算や人員の割き方が日本とは全然違います。

私もたまに米国の会社のSEO案件に関わったり、事情をうかがうことがありますが、
「このたび新しいサイトを立ち上げるので、SEO担当者を新しくアサインします」とか言って、
超有名な会社から大物SEO担当者を引き抜いてきたりします

例えばの話にはなりますが、
業界3位の小売業者が通販サイトを立ち上げるために連れてきたSEO担当者が、
先月までアップルのSEOマネージャーだったみたいな例はいくらでもあります。
(これはあくまで例で、実際の話ではありません。ただし似たような例はいくつも見てきたのでこんなイメージだと思ってもらえればと思います)

ですので結論、SEOで稼ぎたければ、
英語を勉強して日本を飛び出し、アメリカでSEO管理職を目指すことも視野に入れてもいいんじゃないでしょうか。

以上です。

2014年5月23日金曜日

SEO施策で使うコンテンツはこんなニーズがある

これからのSEOでは、リンクではなくコンテンツがとても重要です。

アメリカでも"Content is king."と言われ、コンテンツが一番だと考えられているほどです。
この考え方は日本でもじわじわと浸透してき始めました。

しかし、こう思った事はないでしょうか?


「SEOでコンテンツが重要なのはわかる」

「だけど、どんなコンテンツをつくればいいの?


と。

あるいは、我々SEO業界でも、お客様から度々おなじように聞かれます。

これからはリンクではなくてコンテンツだというのは理解しましたと。
ですが実際どんなコンテンツが良いんですか?と。

まあ、こんな疑問が浮かぶのも当然ですよね。

僕が考えるSEOのコンテンツ施策は次の通りです。


  • 訪問者にとって有用な内容で
  • 検索順位も上がりやすく
  • 読者がバイラルを起こしてくれて
  • 読者がソーシャルシグナルをつけてくれて
  • 何度もリピート訪問してくれるほどファンになってくれて
  • 成約率が通常のページより高い


というものです。

こういったコンテンツを何十ページ、何百ページ展開できれば、
そのサイトはSEOでもっと強くなるのは間違いないです。

でも難しいですよね。非常に。

別に一つ一つの項目を満たすのは簡単なんですよ。

では何が難しいって、これらの項目をお客様にコミットできないことなんですね。

中でも「バイラル」とか「ソーシャルシグナル」、「成約率が高い」は、
例え口頭であったとしてもそう簡単にコミットできません。

一度でも「成約率の高いページをつくります」と言ってしまった場合、
もしそのコンテンツページ制作を10万円で受注し、成約がたったの1だったら、CPAは10万円です。

「社内で何十万の予算の稟議通したのに、その結果がCPAが10万・・」

お客様としては当然不満に思いますし、その担当者は上長や社内への報告に窮するでしょう。
最悪、解約もあり得ます。
金額によっては返金請求されるかもです。


こんなに難しいSEOのコンテンツ施策ですが、
だからこそ少しでも、
  • 訪問者にとって有用な内容で
  • 検索順位も上がりやすく
  • 読者がバイラルを起こしてくれて
  • 読者がソーシャルシグナルをつけてくれて
  • 何度もリピート訪問してくれるほどファンになってくれて
  • 成約率が通常のページより高い
コンテンツの制作を実現すべく、
SEO各社が日々腕を磨き続けるしかないわけです。

ちなみに、いま日本で最もSEOに強いコンテンツをつくれるのは、
アフィリエイターだと思います。

全員がそうだとは限りませんが、正直SEO会社やコンテンツ制作会社より、
この条件を満たすコンテンツをつくることのできる凄腕な人々がゴロゴロいますからね。

2014年5月22日木曜日

SEO業界はもう伸びない!コンテンツが新たな市場となる

SEO業界は過渡期だなと思います。

まず市場の規模感から言えば、SEO市場はもともと、そこまで大きいわけではありません。

業界全体でも推定3~400億円ぐらいです。
こちらのサイトによれば、楽器よりも小さな市場です。

そしてそのうち、リンク販売の市場が、私の肌感ですと50~100億くらいはあるのではないかと思います。
なぜかというと、リンクを専門業者から仕入れて売るSEO会社がとても多いからです。
中~大手はほとんどやってるのではないでしょうか。

もちろんリンクを内製しているSEO会社もありますから、
この辺はどこで線引きをするのか難しいですが。

なので少し難しい話をすると、SEO会社の実質の実入り=粗利はただでさえ小さい市場規模よりさらに小さい市場になります。

さらにそこで大手のSEO会社や上場企業がシェアをごっそり持っています。

また、現在ある程度の規模の会社では、SEOをまだ検討すらしたことのない会社なんて、ほとんどない状態です。
言い換えると、SEOを既にどこかのSEO会社と契約して行っているか、
あるいは「SEOをやらない」と決めている会社がほとんどになります。

つまり現在、「SEOはまだ検討したことがない」というまっさらなお客さんを見つける方が難しくて、
SEO会社は新規顧客の獲得にどこも苦戦しています。
他社の顧客をコンペやリプレイス(契約替え)でパイを奪いあうか、
海外に拠点をつくり活路を見出すか、
ゲームや媒体運営などに舵切りし収益体制を広げるかのいずれかの選択を迫られています。

そんななかで、「SEO領域で」売上を増やす方法が一つだけあります。

それが、コンテンツ制作なんですね。

これ、最初僕はとても画期的だと思いました。

なぜなら飽和市場になりつつあるSEO業界に、新たな市場をつくったことになるからです。

ちなみにSEOの領域に「コンテンツが重要」の概念を持ってきたのはGoogleです。
GoogleはSEOという市場もつくったし、多くのSEO会社を啓蒙し業界を牽引してきた真の立役者です。
そしてここに来て、また新たな「コンテンツ」という市場をつくってくれました。

年々厳しくなる売上に苦戦していた我々SEO業者としては、Google様ありがとうございます、なのです。

ただ、一つ問題があります。

コンテンツ施策のノウハウが、ほとんどのSEO会社に無い事です。

だから多くのSEO会社は、コンテンツ制作を外注に出さざるを得ません。
そうすると原価がかかる分、どうしても高めの価格で出さないと採算が取れない。

やはりその結果として、今の所あまり売れていません。
一部先進的な会社さんには売れていますが、数としては本当に全然ダメです。

じゃあ内製でやれば?って話なのですが、
もし内製チームをつくると、まだそこまで受注が取れるかどうかわからないわけで、
その場合内製チームのコストだけが固定費になります。

アメリカでは日本よりも「SEO=コンテンツだ!」という意識になりつつあります。

遅かれ早かれこの意識は日本にも浸透するでしょう。

そしてその日のために日本の企業も、優良コンテンツを安価に提供できる体制を作っておくことが大命題となります。

あるいは、個人でSEO会社をされている方は、
優秀なライター集団とつながるなどして、良いコンテンツ制作を安価にできる体制を作っておくと、冗談抜きに儲かると思いますよ。
だってニーズがありますし、我々SEO会社としては、現在安価に依頼できる発注先をまさに探しているからです。
というか僕がそれで一旗あげたろうかな、って思ったりもしています。

以上です。


2014年5月21日水曜日

Googleペナルティではペナサイト数の下限がある気がする

ペナルティを受けるサイトは常々、必ず最低数というものが設定されている気がします。

アホかと思われるかもしれませんが、
Googleのウェブスパムチームの中に、
「常に○○個以上のサイトにペナルティを付与すべし」といった目標値があるのではと勘ぐってしまいます。

というのも、ペナルティでサイトが飛ぶ→戻ってくる→戻ってきた翌週とかに別のサイトがまた飛ぶ
というサイクルを繰り返しているように見える事が結構多いからです。

これはあくまで自分の見ている範囲に限ってですので、
何か定量的な裏付けがあるわけではないのですが。

例えばあるキーワードで上位20位以内のサイトのうち、
4サイトがある日ペナルティで圏外まで順位を落としたとしましょう。

その半年後くらいに4サイトともにペナルティを解除し、順位が回復し始めたとして。

そのさらに翌週くらいに、また4サイトぐらいがペナルティで順位を落とすような動きを見たりするんですね。

で、僕が常々Googleの動きを見ていて思うのは、Googleの与えるペナルティに関しては、
警察のようだ」と思うことがしばしばあります。

ペナルティを受ける=警察に逮捕される
ペナルティの解除=釈放

みたいな。

また、再審査リクエストをする際に、
利用したリンクがどこの会社のものなのか通報させたりもします。

なのでペナを受けるサイト数については、
やはり警察の「飲酒運転撲滅月間」みたく、検挙数の目標があるのでは、と思ってしまいます。

以上です。

2014年5月20日火曜日

勉強会やセミナーの効果を3倍にする秘訣

アフィリエイター向けライティング勉強会に参加してきましたので、
勉強会やセミナーに参加して、学んだことを最大限生かすために自分がよくやる秘訣を書いてみます。



とにかく準備する

セミナー当日までに、こんな事を学びたいとか、
こんな疑問を解消したいなど、自分がステップアップするために、
何を学べばよいか、どこを埋めれば良いかを事前に徹底して炙りだしておくと良いです。

学校の授業でも仕事でもなんでもそうだと思いますが、
最もやっては行けない事は漠然と当日勉強会を受講することですね。



懇親会も全力で

実はセミナーと同じくらい価値があると考えているのが、この懇親会です。

自分と同じ志を持った人達や、自分以上に実績を出している人達が多数いると思います。
そんな人たちとの距離を一気に縮められるのが懇親会だからです。

僕は先日の三島の勉強会では用事があって1次会までしかいられませんでしたが、
基本的にこういう懇親会では4次会とか5次会とか朝までとか、とにかく一番最後まで参加します

僕の尊敬するとある経営者の方も、「懇親会だけは何があっても朝までいるべき」と言い切る人がいます。
そのぐらい懇親会は重要だという事です。

懇親会では自分が知っている範囲で面白いネタ、裏話を話しますし、
そうすると濃いマル秘ネタをお互いに教え合うみたいな状況になる事が多いです。

また、場によってはジョイントベンチャーが生まれたりと、
面白い科学変化が起こることもあります。

僕も昔あるセミナーの懇親会で朝まで渋谷で飲み明かし、
その時に仲良くなった方からお仕事を頂いた事がありました。

あと、当時はmixi全盛期だったのですが、懇親会で朝まで飲んだ何人もの講師の方と、
特別に自分だけmixiでつながれて、しばらく一緒に遊場せていただいたりもしました。
その時、自分はまだ学生だったので、色んな事を勉強させていただきました。

と言うわけで僕は懇親会に最後までいて、後悔したことが人生で一度もないぐらい、重要だと思います。



寝るまでに必ずアウトプットする

↑で、「朝まで飲み会に参加」と書きましたが、
できればその日のうちに勉強会や懇親会でインプットした情報はアウトプットした方がいいです。
朝まで懇親会で飲んでいたなら、帰宅した後ですね。

というのも記憶が新鮮なうちに、学んだことを自分のサイトに反映させるようにしないと、
ずるずると後回しになってしまうからです。

なので僕は勉強会や懇親会で自分が使えそうな情報は、寝るまでにアウトプットするようにしています。



以上、勉強会、セミナー効果を3倍にする秘訣をご紹介しました。

2014年5月19日月曜日

ジョブセンスの受けたペナルティはこう解決する

上場企業であるリブセンスの運営する求人サイト「ジョブセンス」がGoogleがペナルティを受けたとして様々な場所で話題になっています。


僕も順位や外部リンク、内部構造などをざっと見てみました。

わかった状況として・・

まず外部リンクについては、4月頃~この5月にかけて、大きく減り始めています。

順位については、肝心のトップページが「バイト」や「アルバイト」で60位前後と、
完全にペナルティの典型的な動き方をしています。

一方、トップページ以外はさほど下がっていない様子。

以上のことから恐らくは、トップページにのみ外部リンクに対する手動ペナルティが来ていて、
その対策として4月頃からリンクを外していった、あるいは否認ツールで否認していったのではないかと思います。



で、ジョブセンスはもう終わりなのかというと、別にそんな事は無いと思います。

まず地方掛け合わせのキーワード(「バイト 東京」など)では順位があまり落ちていないため、
ページによっては流入数をまだまだ拾えている状況かと思います。

またドメインのページランクが高く、内部構造もある程度しっかりつくっています。

なのでペナルティを解除したら今度は外部リンク以外の施策を行っていけば、
半年とか1年くらいで復活できるんじゃないでしょうかね。

ジョブセンスのサイトが今後やっていくべきSEO施策の方向性として・・

  • コンテンツを長期的にがっつり増やしていく
  • サイト内や他のサイトとの重複をなくす
  • もっとマス媒体に広告費を使う


1.コンテンツ

これはもう言わずもがな、ジョブセンスはホワイトハットで生きていくしかないです。
なぜかというと、ジョブセンス含め、リブセンスが運用するサイトがブラックなSEOを行っている事は多くの人が知っているからです。

そうなると当然Googleの中の人も知るところになりますよね。
結構見られてると思います。彼らは目視のアナログな監視もやりますからね。

なのでここはもう割り切って、愚直にコンテンツを増加させ、検索流入を増やしていく施策に集中すべきです。
ライバルのマイナビ、リクルート、アイデム、インテリジェンス、ディップ、レバレジーズなんかも大体そうです。
彼らも一足先にSEOで痛い目みて、少しずつホワイトな施策に振り切ってますから。
リブセンスはよく今まで黙認されて来たよなぁと思います。

Googleもまた絶妙なタイミングですよね。上場してしばらくしてから落とすって言う。
これが上場直前だったら彼らも上場できなかったかも知れないし。

2.重複ページをなくす

2つ目の重複ページが発生する問題については、実はとても多いケースです。
求人情報ページがサイト内や他のサイトとかぶるのは、
バイトや転職など人材系サービスのサイトだとよくあります。

重複ページ問題は実は他にも不動産、EC、旅行業界などでも起こりやすいので、
逆に言えば、ジョブセンスがここをどう工夫するかで他社に勝てるかどうかが問われますね。

3.マス媒体へ出稿する

3つ目については、単にマス媒体に出稿し、
サイト名やサイト内容が検索ユーザーに広く認知されれば、
それに比例してSEOも強くなっていく傾向があるからです。
ただしそれは長期的に何年もやった場合だけ。

いまジョブセンスってネットユーザーにしか認知されていない感があるんですよね。
まぁマス広告はやたらと高いので決算に響くかと思いますけどね・・

自前でSEOをやっているから利益率が良い、というのがジョブセンスの強みだったとおもいますが、
ペナルティよりもジョブセンスのサイトを検索に強くするためにはいずれは避けて通れない所かと思います。
そうなると株主が許さないでしょうから、なかなか難しいでしょうけどね・・

2014年5月18日日曜日

ライティングの勉強会に参加してきました!

Twitterで絡ませていただいているアフィリエイターの方々が集まる勉強会に参加させていただきました。

場所は静岡県の三島です。

駅前はこんな感じ。東京とちがって空気がきれい。水もきれい。




勉強会の内容は「ライティング講座」

ライティングといっても巷にたくさん情報は流通しています。
ですが、ここでは「売れるアフィリエイトサイトにするための」ライティングを丁寧に教えていただきました。

僕はアフィリエイトを3月に始めたばかりなので基礎的なスキルが全然ないので、
これはもう食い入るように話をきき、メモを取りまくりました


また、何名かの方々にご自身のサイトを公開して頂き、
そのサイトの改善点をディスカッションするというグループワークも行いました。

個人的にはこのグループワークがかなり良かったです。

僕はアフィリエイトを今年の3月くらいスタートしたのですが、
当然普段は自分ひとりで作業をしております。
なので他の方のアフィリエイトサイトを知る機会は滅多にありません

ましてどういう人をターゲットに、いくらぐらいかけて、こんな理由でレイアウトにして、
どの案件でどんなキーワードで月にいくら決まっていて・・
みたいな情報を教えて貰えることも全然ない訳です。


さらにグループワークで周りの人と意見をすり合せながら、
公開して頂いたサイトをどう修正すべきか?を考えるという作業はとても有用な経験でした。

結果、自分自身もアフィリエイト作業でなにをすればよいかが明確になったので、
「早く自分のサイトを修正したいなぁ」とモチベーションが上がりました。



意識が高まった懇親会

勉強会の後は秒速で飲み会会場に移動です。

僕は講師の方も参加者の皆さんもお会いするのが初めてでしたが、
とは言えTwitterでたまに絡ませていただいている方もいて、
「あなたがあのアイコンの・・!」みたいな出会いがたくさんありました。笑

アイコンとかTwitterのキャラ通りの方もいれば、
全然ちがう人もいて、凄く面白かったです。
ちなみに僕も「アイコン詐欺」の称号をいただきました。

また飲み会では色んな方の話を聞いていて、自分の年収の何倍もある人がたくさんいて、
しかも自分の常識が覆るようなやり方でアフィリエイトをやる人もいたりして
世界が広いことがよくわかりました。

色々と裏話を聞かせていただいて、こうなるとモチベーションが上がらないはずがないですね。

とりあえずあの場では僕の稼ぎ・スキルが圧倒的に低いことを確信したので、頑張りたいと思います。笑


勉強会の開催をしてくれたアクセルさん講師のたいようさん
サイトを公開して下さった方々、
飲み会等で僕と絡ませていただいた方々、
ありがとうございました。

今後とも何とぞよろしくお願いします。


※追記

大事なことを書き忘れていました。

セミナー、勉強会等ではPC、タブレット用のバッテリー持ってった方がいいですね。
会場がコンセントがたくさんあるとは限らないので。
ぼくはPCでメモとってましたが、途中で電池がなくなりそうだったので手書きに切り替えた次第です。








2014年5月17日土曜日

注意・・中古ドメインのバックリンクがの想定外のリスク

SEOに効くと思って中古ドメインを取得したのに・・・

そのバックリンク、ちょっと危険なことがあります。


その中古ドメインの持ち主がどこかの企業だったら、
その企業が更新を忘れていただけかもしれません。

私の場合、ある海外企業の運営するサイトがドメイン切れになったあと、
何も知らなかった私が「ページランクが高いから」と言う理由でたまたまそのドメインを入手し、
アフィリエイトサイトにしてしまった事がありました。

で、ドメインを入手してバックリンクを調べていた時に、
その海外企業の公式ブログや公式フェイスブックアカウントから、
Official」とアンカーテキストに書かれたリンクが、
そのドメインに貼られていました。

ページランクが高い理由は、
これらの企業公式媒体からのリンクが集まっていました。

しかも、企業公式ブログやフェイスブックは、新しい企業サイトをつくった形跡もなく、
さらに今でもそのブログやフェイスブックアカウントは更新されているのです。
ドメインの更新を忘れていて、さらにその事に気づいていない可能性が高いです。

この場合、想定されるリスクは2つあります。


一つ目は、「返して」と言われる事。
まあその場合は返しますが、こちらも目的があってドメインを取得しているので、
計画に支障がでるのは残念ですね。


二つ目は、リンクを剥がされるリスク
私の事例ですと、あとあとリンクを剥がされる可能性が非常に高いです。
だってよその国の誰かわからない人のサイトにリンクし続ける理由なんてないですからね。

いくらページランクが高いと言っても、
こういったリスクがあると、ある日突然順位が激落ちして、
ペナルティメッセージも来てないけど、
ペナルティかもと思って変に頑張って時間をかけて修正したりして、
結局全然順位が上がらない・・・みたいな事になりかねませんからね。

気を付けたいものです。

2014年5月16日金曜日

SEO:昔のブログから順位を上げたいサイトへリンクを貼る

SEOは被リンクが最重要です。

で、昔ブログとかやってた人は、
いま検索順位を上げたいサイトがあるなら、
そのサイトへ昔のブログからリンクを貼ってみる事をおすすめします。


リンクをはると言っても、
SEO上の効果が必ずある訳ではありませんが、
ブログの内容が関連性があれば、効果がある場合があります。


私の場合、自分が昔よくいろんな無料ブログで日記を書いていたのが残っていて、
ためしにそれらのブログからリンクを1本だけサイドバーから貼ってみると、
少し順位が上がった事がありました。
またPR(ページランク)が「0」だったのが、1つあがり「1」になりました。
(このリンク以外にも要因はあるかもわかりません)


昔書いたブログって、3年前とか5年前とかのものだと、
少し古いのでそのブログのPRが「0」とか「1」とかついていたりする場合があります
ですのでなかなか侮れないのです。


古いブログからリンクを貼る時のコツとして、
そのブログをなんでもいいので1記事更新しておきましょう。


何だったらリンクを貼ってから週1とか月1くらいで更新し続けてみるといいと思います。


無料ブログは記事更新時にその無料ブログサービスサイトのトップに、
「新着ブログ」と表示されたりもするので、
訪問者が結構来る場合があります。
場合によっては、あなたのウェブサイトの方へ訪問者が訪れることもあります。


すごく単純な方法ですが、
ぜひ試してみてください。

2014年5月15日木曜日

英語サイトでも日本語のタイトルに書き換えられた事例

グローバルなタイトル書き換え事例を発見したので書いておきます。

日本のGoogleで「トランプタワー」で検索すると、、、
検索結果の1位に注目してください。

「トランプタワー」という名前のサイトが1位です。


ただ、この1位のサイト( http://www.trump.com/ )、実は英語のサイトです。


なのでタイトルも実は英語。

「Trump Luxury Real Estate | Trump Real Estate Portfolio | Trump Towers」

というタイトルです。

ハミングバードかな?英語サイトの英語タイトルが、日本語に書き換えられているのです。

ちなみに被リンクも確認しましたが、
日本語で「トランプタワー」というアンカーテキストはありませんでしたので、
外部リンクの影響でタイトルが変更されているわけではなさそうです。

以上、貴重な検索結果画面の事例でした!

2014年5月14日水曜日

SEOでオーサーシップはバックリンクを越えられない

予言とかではないんですが、
オーサーシップはバックリンクより重要になることはないと私は見ています。

要するに、Googleはバックリンク重視の評価から、
著者情報を明示したサイトの評価の重視に切り替えていきますよ、というものです。

なのでバックリンクに頼るSEOが主流の日本では、
ことさら「SEO屋は終わった」論もありますし、
一方で「意外に状況は変わらない」論もあるという感じです。


参考:

SEOの評価にオーサーランクを導入? Googleの真意を考えてみる。

「Googleオーサーシップ」とは?ブロガーがこぞって騒ぎだしているぞ!

被リンクは死ぬのか?マット・カッツの話を和訳してみた

Google+の重要性に気づく衝撃的な4つの事実

サイトを持っている人が知っておきたい2つのこと!GoogleがSEOの方針を転換


私はオーサーシップの評価は上がると思っていますが、
結局はバックリンクが最重要である事は変わらないと考えています。

根拠を挙げていくとめちゃ長くなるので一つだけ。

それは単純にオーサーシップ(著者情報)を開示しながらユーザーに有益な情報を提供できる人はすくないからです。

例えば「保険」というキーワードで検索すると、
検索結果の上位30位まで見てみても、
オーサーシップを開示しているサイトはありません。

つまりこの「保険」というキーワード、
上位にいるサイトはバックリンクの評価の比重が非常に高い可能性があります。


さらに言うと、そもそもバックリンクの評価の比重をGoogleが下げたいのは、
バックリンクを偽造する輩がいて、それが検索結果を汚しているという考えがあるからなのですが、
オーサーシップも余裕で偽造可能ですから

かつてソーシャルシグナルが次のバックリンクだと騒がれた時と、今の状況は似ています。
ソーシャルシグナルも結局バックリンクの代わりにはなりませんでした。
なぜなら、ソーシャルシグナルもやはり偽造が可能だからです。

というわけで私はバックリンク評価の比重は変わらない、に1票です。

以上です。

2014年5月13日火曜日

SEO会社の労働時間は長い

SEO会社は残業が結構あります。

私もSEO会社に勤めながら、SEO業界の事を色々見たり聞いたりする立場ですので、
その実態も書いてみようと思います。



拘束時間は基本的に長い

SEO会社の労働時間ですが、基本的に長いです。
会社によってもちろん差はあるものの、どの会社も残業数時間は当然のようにあります。

どのくらい長いかと言うと、
あくまでモデルケースですが、9:00~18:00など定時の勤務に加え、
残業は4時間くらいでしょうか。

もちろんそれ以上の残業をしている人はいます。

終電帰りとか徹夜とかもザラですし、
20時に退社して2時間飲んで、その後帰宅して家で3時まで働いたりもします。

マネージャーなんかも、「そのぐらいやって貰わないと困る」とかしれっと言ってます。
最初は結構びっくりしましたね。
完全にブラック企業の定義に収まるなあと。



精神を病んだ私の友達

SEO業界の人からたまに聞いたり、自社で見かけたりするのですが、
業務過多によるストレス・過労で精神を病んで辞めていくケースはたまにあります。

私もSEO業界に入った友達が、会うたびに明らかに元気がなくなっていき、
連絡が取れなくなり、鬱になって会社を退職した…という事がありました。

後で本人に聞きましたが、仕事が自分のキャパを越えてどんどん降りかかるのに、
周りも忙しすぎて誰にも頼れなくなって…とのこと。

最後は朝とうとう出勤する気力がなくなり、色々と揉めに揉めて退職したんだそうです。
この間なんと3か月。

今はその彼女も他社で楽しく働いてるみたいです。
自分はなんとかストレスをうまくかわして生きてますが、
残念ながらこういう不幸なケースもあるというお話。



早く帰れるSEO会社ってないの?

逆に勤務時間が短い会社もあまり聞いたことがないですね。
何社か知ってるんですけど、代わりに給与はめちゃ低いって聞きます。
勤務時間と給与はトレードオフでしょう。

稀にスケジュールをうまく組めた場合、
定時で仕事を切り上げて退社することもできなくはないですが、
毎日はさすがに無理ですね。

週に1日あればいい方かな。

まあ、SEO会社に限らずウェブ系の会社はこういうところは多いと思います。



私の場合・・

そんな会社できつくないの?と友達によく言われますが、私は特に気にしていません。
残業なんてもちろん嫌ですが、超大手企業や有名なウェブサイトの裏側を見られる事、
それらのサイトのSEOやウェブプロモーションを先導していける事が楽しいです。

あとは勤務時間内でも外で作業がOKな場合も結構あるので、
たまにはのんびりカフェで音楽を聴きながら作業をする事もあります。

以上です。

2014年5月12日月曜日

SEO分析力を鍛えるための重要な1つのポイント

SEOをやっていると、しょっちゅう「なぜ自分のサイトはあのサイトより上位に表示されるのか?」を考える必要があります。

そんな時、ついつい自分のサイトだけをじっくり見て「なぜ?」を考える人が多いです。

でも本当に重要なのは、検索順位は相対的に決まるという事です。
検索エンジンは色々なサイトを見比べて、その中で1位のサイトを1位にしているわけです。

例えば激戦ジャンルの「ダイエット」というキーワード。
もしひとこと「ダイエットには、運動が効果的です。以上」と書かれただけのペラ1のサイトしかこの世になかったら、
「ダイエット」と検索した時の1位はこのサイトになります。

でも現実は数百万、数千万のダイエットに関するウェブページがあり、
それらを検索エンジンは見比べて順位を決めます。

ですので、SEOの分析を行い、なぜ自分のサイトが今の順位なのか、
より上位に上げるためにはどうしたら良いかを分析する時には、
他のサイトを比べる事を忘れないでください。

例えば自分のサイトが「税金対策」で7位だった場合、
1位~6位までのサイトは必ず見ましょう。

SEOでは他のサイトはどうなのか?自分のサイトとどう違うのか?を知ることが重要です。

2014年5月11日日曜日

SEO分析力を鍛えるための定点観測

SEOの分析力を鍛える方法として、私が日々SEO会社で行っている事を書いてみます。

毎日行う事はいろいろありますが、そのうち効果的なものの一つが「定点観測を行う」事です。

これを毎日やっていると、SEOで上位表示されるために何をすべきかがわかったり、
なぜ自分のサイトが今の順位なのかがわかるようになります。

私は朝起きたら、必ず特定のキーワードを検索して順位状況を確認します。
まあ時間は5分くらいでしょうか。そんなに時間かけない方がいいですね。




定点観測を行う目的

これの目的は2つあります。

  • 検索結果の動向を把握すること
  • 検索結果の画面を自分の目で確認すること
あくまで毎日、数か月ぐらい続けないと効果は実感できないと思います。




定点観測で見るべきポイント

あまりたくさん見過ぎてもわからなくなってきますが、

  • 昨日からどう動いたか?
  • 動き方に傾向はみられるか?

くらいは必ず考えるようにしています。


ポイント1:昨日からどう動いたか?

大きく順位を上げたサイト、下げたサイトがあると、
これはもう恰好のSEOの教材です。
なぜなら検索エンジンの評価軸を知る滅多にないチャンスだからです。

こんな時には、なぜそうなったのか?を徹底的に調べまくりましょう。
外部リンクや内部構造など、他のサイトと比べてそのサイトがどうなっているのか、詳しく調べます。


ポイント2:動き方に傾向はみられるか?

そうすると、「ああ、順位が下がったこのサイトは外部リンクの中にSEO目的のものが他のサイトよりとても多いな。」
「これは外部リンクペナルティの可能性が高いな」とか、
「順位が上がってるページはまとめ記事が多いな」とか、色々な傾向が見えてきます。

逆に全く原因がわからない場合ももちろんあります。
そのサイト自体が何か大きく変わった可能性があります。

例えばリニューアルをしたとか、タイトルの内容をサイト全域で変更しただとか。
このパターンだとサイトの内容をずっと前から把握していないといけないので難しいですけどね。

2014年5月10日土曜日

SEOで起業したい人のための見積もり事例

SEOで起業したい方のために、
SEO業界にいる私がざっくりと金額感を書いてみます。

SEOと一口に言ってもメニューが分かれています。
SEOサービスのメニューの種類は、次の4つです。

1.外部リンク販売
2.内部改善コンサルティング
3.ペナルティ解除アドバイス(代行)
4.コンテンツ制作代行サービス



1.外部リンク販売 数百円~数百万円


個人でやる場合、これが一番稼げます。
なぜか?日本のSEO業界では市場が最もあり、価格帯も広く設定できるからです。

外部リンクの料金はピンキリで、
ワンコイン~数百万円まであります。

個人事業の場合は月額で3万円~10万円程度が多いかな?という印象。
また中小企業の場合は月額10万円~50万円。
上場企業くらいになると月額30万円~300万円ぐらいですね。
月額300万円を超えるケースはあまり聞かないかな。。500万円とかも1度だけ聞いた事はあります。

価格帯が広いという事は、つまり自由に金額設定ができる、という事です。
また価格帯が広いという事は市場がそれなりにあるという事を示しています。



2.内部改善コンサルティング 1万円~50万円

これはサイトのソースコードやリンク構造を見て、改善ポイントをSEOのルールに従いまとめて提出するものです。
外部リンクに比べると需要は少ないですが、大手企業サイトなどは需要がありますね。

基本的には仕様書1枚の納品になるので、まぁ楽と言えば楽ですが、単発です
毎月仕様書出し続けるのはすぐネタ切れになるので厳しいですね。

仕様書1つにつき1万円~5万円程度が妥当だと思いますが、
これについてはケースが少なすぎて相場が正直わかりません…
ちなみに私のいる会社では10~50万円で納品します。



3.ペナルティ解除アドバイス(代行) 10万円~30万円

これはパンダアップデート、ペンギンアップデート、手動ペナルティなどに対し、
解除方法がわからない、一刻も早く順位を戻したいお客様に対し、
その方法を見極め代行してあげるサービスです。

基本的にはペナルティ解除が成功した時点で成果報酬が発生する契約になる事が多いようです。
金額はそこそこ高く、解除成功時に単発で10万~30万円ぐらいですかね。



4.コンテンツ制作代行サービス 10万円~300万円

これはコンテンツを増やし、訪問者の流通経路を増やしたり、
訪問者をファンにしてリピートして貰う・エンゲージメントを高める(ふわっとした言い方ですが・・)といった効果を狙うものです。

これはGoogleが人工の外部リンクに対するペナルティを厳しくしているため、主に欧米で注目されている方法です。
日本でも最近はこのコンテンツ施策への注目も高まっています。

ただ、日本では手さぐりな状況であるため、
サービスとして確立されていない感があります。
なので金額も会社によってまちまちです。

多い所だと、代替10万円~300万円です。

コンテンツ施策って会社によって定義もすごく異なります。
テキストだけの納品を指す場合もあれば、HTML、CSS、JSや動画、アンケート、専門プロのライティングも含めたものを納めますという会社もあります。

このコンテンツ領域はまだリーダー的な存在もないし、
これから形が少しずつつくられていくものだと思います。
ただ日本だとまだ「コンテンツは自分たちで安くつくるもの。他社に発注してリッチなものをつくるのはNG」みたいな会社が圧倒的です。
いますぐこの領域で食べていく事は難しいかもしれませんね。


以上です。

2014年5月9日金曜日

中古ドメイン限定!ひと手間で効果が強力になるSEOワザ3ステップ

中古ドメインを購入し、アフィリエイトサイトをつくるアフィリエイターは多いと思います。

中古ドメインを使う理由は言わずもがな、被リンクが既についていて検索順位が上がりやすいからですが、
中古ドメインのパワーを完全に活かしきるためのワザをご紹介します。

簡単3ステップです。


1.ドメイントップ以外への被リンクを調べる



2.被リンクがついた下層ページがあれば、
そのページをhtmlファイルで作成



3.作成したページからドメインのトップへリンクする



これだけです。
もう少し詳しく説明してみます。


1.ドメイントップ以外への被リンクを調べる


例えば、あなたの取得した中古ドメインが、 example.com だったとします。

このドメインへの被リンクをGoogleウェブマスターツールやリンク分析サービスで網羅的に調べてください。
ここでのポイントはこの網羅的にという部分ですので、なるべく有料のツールを使った方がいいです。

有料被リンク解析ツールはahrefs(エーエイチレフス)や、
MOZ(モズ)、あとはMajestic SEO(マジェスティックSEO)などが有名どころであり、高機能です。
私は仕事柄いちおう全部使っていますが、特にリンクデータが常にフレッシュなahrefsを重用しています。

また有料リンクデータサービスを使いたくないという場合、
Twitter、Facebook、Naver辺りのサービスからリンクされているかぐらいは調べてみてください。


さて被リンクを調べたところ、次のページに他のサイトからリンクされている事がわかりました。

http://www.example.com/ABC
http://www.example.com/ourservices
http://www.example.com/aboutus

でもこれらのページは昔の持ち主の時には存在していましたが、
あなたがドメインを取得してからつくっていません。



2.被リンクがついた下層ページがあれば、そのページをhtmlファイルで作成


その場合、リンクされているページ名と同じファイルを作ります。
つまり、

http://www.example.com/ の配下に、

ABC.html
ourservices.html
aboutus.html

の3つのhtmlファイルを作成します。

URLにすると次の通りです。

http://www.example.com/ABC
http://www.example.com/ourservices
http://www.example.com/aboutus

こうする事で、あなたが取得する前から設置されていた被リンクを、
再びきちんと受け取る土台ができた事になります。
(きちんとFetch as Googleなどでインデックスさせてあげてくださいね)


3.作成したページからドメインのトップへリンクする


ABC.html
ourservices.html
aboutus.html

これらのファイルを作成した後は、
それぞれのファイルから、トップページへリンクします。

※サイトの中で最も検索順位を上げたいのがトップページであるという前提で書いています。
他に順位を上げたいページがあればそちらへのリンクでも問題ありません。

リンクの流れとしてはこんな感じですね。

他のサイト
↓リンク
http://www.example.com/ABC
↓リンク
http://www.example.com/


他のサイト
↓リンク
http://www.example.com/ourservices
↓リンク
http://www.example.com/


他のサイト
↓リンク
http://www.example.com/aboutus
↓リンク
http://www.example.com/


という形になります。

※追記…「リンク」と書きましたが、よくよく考えればリンクでなくともリンクジュースを渡せればそれでOKです。
なのでページ内容をつくりこむのが面倒な場合はcanonicalや301リダイレクトでもOKです。

これで、ドメインの前の持ち主の時に得ていた被リンクを、
あなたが再び得る事ができました。
一概には言えないものの、これでトップページの順位が少し上がる場合があります。

私の場合、これを実行する事で順位がたいてい上がります。
(順位が上がらない事もありましたけど・・)


また、このやり方は被リンクが既についている中古ドメインを使う場合のみ有効です。
なので被リンクがついた中古ドメインをたくさん使うアフィリエイターにとって使えると思います。
以上、参考になれば幸いです!



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中古ドメイン限定!ひと手間で効果が強力になるSEOワザ3ステップ
http://seointernetz.blogspot.com/2014/05/seo3.html

2014年5月5日月曜日

ページタイトル力をメキメキ鍛える!参考になるサービス6選+1

一つ前の記事『基礎からやり直す!ページタイトルのつけ方6つ』に、
ページタイトルのつけ方をまとめました。

これとあわせて他の人がタイトルをどうつけているか、
日々目にしておくのもいいトレーニングになると思います。

ページタイトルのつけ方の参考になるものを下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。


1.Naverまとめ

Naverまとめはめちゃ参考になります。
Naverまとめにはもう何年もバズるまとめ記事を量産し続けている「職人」が何人もいます。

またプロもこっそり参戦しています。
どういうことかと言うと、Naver運営部が広告メニューとしてまとめ記事を○百万円で作成代行したり、
あるいは(本当は規約違反ですが)Naverまとめ作成代行サービスを行う会社もあります。

こうした状況もありNaverまとめの記事のレベルは確実に上がっております。
いまウェブを代表するバズるコンテンツの宝庫であり教科書なのです。

さらにNaverまとめが参考になるもう一つの理由として、
記事別に閲覧数が公開されている点が挙げられます。

Naverまとめ、ぜひ参考にしてみてください。


2.情報商材

除法商材を買いましょう…という話ではありません。
情報商材もダイレクトマーケティング実践者が基礎を作ったようなもので、タイトルには非常に凝っています。
代表的な情報商材のスタンドがインフォトップです。


3.ニュースサイト

私が最もよくみるのは言わずと知れたLivedoorです。

Livedoorのトップページに一番スペースを割かれていますが、
livedoorニュースやブログニュース、ブログランキングの上位などは、
タイトルのつけ方のトレンドを見られますし、非常に参考になります。

またlivedoorブログランキングはこちら


4.本のタイトル

本のタイトルはウェブサイトのページタイトルとは勝手がやや違いますが、非常に参考になるものがあります。
例えば神田昌典氏やジェイ・エイブラハム氏に代表されるダイレクトマーケティング系の書籍などは、タイトルのつけ方をとても工夫しています。

例:『あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ』
(著:神田昌典)

Amazonのランキングをざっと眺めてみるのもいいと思いますが、
書店に足を運んでみるのもいいと思います。


5.はてなブックマーク

はてなブックマークは既にバズっている、
あるいはバズり始めているウェブ上の記事が集まります。

はてなブックマークが参考になる点は、リアルタイム性です。
ついさっきバズり始めた記事がすぐに掲載されます。
私も毎日チェックしており、今バズるウェブページがなんなのか、常にアンテナを貼っています。


6.スパムメール

スパムメールもタイトルのみで興味を引かせるための工夫にあふれています。
「当選しました。おめでとうございます!‏」みたいなやつです。

迷惑メールフォルダを開いてみて、タイトルのつけ方を参考にしてみてください。


番外編:ホッテントリメーカー

参考にするというよりそのまま利用できるやつですが、
このホッテントリメーカーは非常に便利です。
キーワードを入れてボタンを押すだけ。愛用者も多いウェブサービスです。

うまく使うコツは、入力するキーワードには名詞を入れる事です。
あとは、トラックバックできるのもいいですよね。


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↓↓↓

ページタイトル力をメキメキ鍛える!参考になるもの6選+1
http://seointernetz.blogspot.com/2014/05/61.html

基礎からやり直す!ページタイトルのつけ方6つ

ちょっと前、ウェブサイトを運用する人にとって、困った事が起きましたね。
Google検索結果画面のページタイトル文字数の変更です。

これまで32、33文字程度でしたが、
少し前に27、28文字程度に減らされてしまいました。

短くなった要因はセマンティック化への対応という事が言われていますが、僕もそう思います。
さらに言うと、スマホ向けにしたいんじゃないかなと。

ちなみにYahoo!は今のとこ40文字ぐらいまでは表示してくれます。
(ページによってはYahoo!も35文字くらいで切られます)

そんな状況があるので、改めてタイトルのつけ方の基礎をまとめてみました。

【タイトルのつけ方チェックリスト】
  • シンプルにする
  • 難しい言い回しをつかわない
  • 数値を使う
  • 【】を使う
  • 擬音語と擬態語を入れる
  • すごい人の凄い感を利用する

一つずつ見ていきましょう。

シンプルにする

SEOを意識するとどうしてもあれもこれもとキーワードを詰め込みたくなりますが、
重要な1~2つだけを優先的に入れ、シンプルなタイトルにしてみてください。


難しい言い回しをつかわない

検索結果を見たユーザーが「一瞬で」理解できる方がクリック率があがります。
専門用語をついつい多用したりしてしまいますけどね…見直してみてください。


数値を使う

よくありますね。「あなたの投資が大きく飛躍する6つの助言」みたいなやつ。
数が多ければいいというものでもなく、「たった1つの方法」みたいなものでも効果的な場合があります。


【】を使う

これは2ちゃんねるで昔よく見かけましたが、今では一般的になりました。
「【脱毛】驚くぐらい高性能な脱毛器のウソとホント」みたいなのです。
タイトルの一番前に、最もそのページの中で重要なひとことをあえて持ってくるのです。

会社員の方はメールの件名でも似たような事やるかと思いますので、感覚的に理解しやすいのではないでしょうか。


擬音語と擬態語を入れる

情景を一瞬で思い浮かべて貰いやすいのがこの擬音語と擬態語。
擬音語は音を表現することばです。鍋を煮る音を「コトコト」と表現するアレです。
擬態語は状態を音で表す言葉です。付かれた様子を「ヘロヘロ」などと言うやつです。


すごい人の凄い感を利用する

「人間国宝が教える、あなたの仕事を熟練させるたった1つのワザ」とか、
「東大生が推薦!頭をメキメキ鍛える読書の仕方」などですね。権威の利用です。


以上です!
最後に大事な注意点を。

タイトルはあまりにひねり過ぎても意味がなくなります。

というのも、検索ユーザーの気持ちはもう固まっているからです。

どれだけクリックして貰えたとしても、
ページ内容を誇張したようなタイトルは直帰率が上がるので、あまり意味がなくなります。

ページタイトルを考える事に長い時間がかかるぐらいなら、
さくっとシンプルなものにしておく方がいいかも知れません。


参考:『ページタイトル力をメキメキ鍛える!参考になるサービス6選+1

2014年5月3日土曜日

コンテンツペナルティ解除の考え方と原因ページの調べ方4つ

コンテンツペナルティは特定が難しいです。
記事をたくさん書いているサイトほど、どこが原因がわからなくなります。


コンテンツペナルティの原因は複合的なものと考える

まず前提として、コンテンツペナルティは複合的なものが主流になるかと思います。
1個所だけGoogleにとって「ダメ」な部分があってもGoogleは動きません。
普通にちょっと順位を落とすだけです。

Googleにとって「ダメ」な個所が複数見つかって初めて、
ペナルティを与える事になります。
とてもふわっとしているのですが下記を参考に調べてみてください。



相対的な問題から調べると〇

Googleは検索結果を汚されるとペナルティを課します。
検索結果は相対的なものなので、相対的に他のサイトより何かがおかしければGoogleにとってはペナルティの対象となります。

ですのでまず検索順位が大きく落ちたキーワードの上位のサイトを10~20程度調べ、
それらのサイトと違ってあなたのサイトのどこに問題があるか調査してみましょう。



Googleの嫌儲レーダーの可能性を探る

他のサイトと比べてもよくわからない場合、Googleの嫌儲レーダーに引っ掛かった可能性があります。
極論を言えば、Googleは検索上位に表示されるサイトが不当にお金を儲ける事を嫌います。

基本的に、アフィリエイトタグや広告バナー、何等かの課金システムがサイト内にある場合は、
ペナルティの予備軍になると思っておいた方が良いです。

ちなみにこちらの記事『SEOに使えるChrome拡張・厳選13選+4選追加』でも触れましたが、
Chromeの拡張であるGhosteryで競合サイトの広告バナーの状況もさくっと調べてみましょう。
大体どの程度なら広告の設置が許されるかのヒントになります。



オリジナル性がないとペナルティの可能性あり

Googleは常に我々にオリジナルなサイトづくりを求めます。
ですので他のサイトや自分のサイトの複数のページで内容が重複していない事が前提ですし、
何ならテンプレートや画像の重複もペナルティの原因になりうるのです。

主な重複のパターンとしては、この辺ですかね。
  • タイトルやディスクリプションが重複している
  • 画像が他のサイトのものと重複している
  • 記事が重複している
  • 広告または課金システムがページ内にある

この中で案外気づきにくいのは画像です。
無料素材のサイトから拾った画像は他のサイトでも使用されている事が多以下と思います。
しかもその画像をつかったページの記事も少しずつ似てくる場合があります。

看護師の画像なら看護師転職のアフィリサイトでたくさん使われますよね?
下手するとアフィリエイターの間で人気のテンプレも複数サイトでかぶったりすると、
重複コンテンツとしてペナルティが課されてしまう可能性は低くはありません。


コンテンツペナルティの原因ページをさくっと確認するには「site:」が便利

1,000ページのサイトだった場合、いちいち全ページ検証する時間はとてもないかと思います。
もしその中のたった5ページが原因だったとしても、
多くのページを削除するのはもったいないし、かなりの割合で問題の無いページを削除してしまう事になります。
そんな場合はたいてい次の方法で問題のあるページを発見できます。

あなたのサイトが http://www.example.com だった場合、
検索窓に「site:http://www.example.com」と打ち込んでみてください。

その場合、以下の内容を調べます。

1.タイトルが書き換えられているページがあるか
Googleは勝手にページタイトルを書きかえて検索結果に表示する事があります。
これはGoogleが「タイトルとページ内容、紐付いてないじゃん」と思った場合にやられます。
つまりGoogleにとってページ内容がどこかおかしいと判断している可能性があります。

どこがどうおかしいかは書き換えられたタイトルにストレートに出ている場合があります。

いい例ではないかもしれませんが、
「転職者が書くべき履歴書」というタイトルが、
「転職者の履歴書と面接突破方法」に書き換えられていた場合、
Googleはそのページを履歴書だけでなく面接突破方法のページでもあると認識している事になります。


タイトルの書き換えがあった場合はページの内容またはタイトルを修正してみる事をお勧めします。


2.トップページが1番目に出ているか
「site:」で検索した場合、そのサイトの全ページ中、
最も評価の高い順にページが表示されます。
そしてたいていの場合、トップページが1番目に表示されるはずです。

これがトップページが2番目とか下の方とかに表示された場合、
ほぼ間違いなくトップページに何か大きな問題があります。

この場合はトップページを徹底的に修正する事をお勧めします。

なおトップページに問題がある場合もありますが、
どの下層ページからもトップページにリンクを一切していない場合もこうなる場合があります。
この場合は下層ページからのリンクを設置してあげてください。


3.検索結果の最下位のページは何か
「site:」で一番目に表示されるのはそのサイトの中で最も評価されているページですが、
逆に一番最後に表示されるのは最も評価されていないページです。

一番評価が低いページという事は、何かしら評価を落としている原因があります。
この最下位ページや、その付近の数十ページも必ず調べた方が良いでしょう。

なお、だいたいインデックスの最下位に来るようなページは画像だったりjQueryのページだったり、
広告バナーをたくさん貼っているだけのページ…と言ったものが多く、
普通の記事ページではない場合が多いです。

なのに最下位に記事ページが来ている場合はそのページが黒の可能性があります。


4.インデックスされていないページがないか
これは言わずもがなで、インデックスされていないページがあればそのページは評価されていない可能性があります。


以上です。コンテンツペナルティの解除に参考になれば幸いです。


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コンテンツペナルティ解除の考え方と原因ページの調べ方4つ
http://seointernetz.blogspot.com/2014/05/4.html