コンテンツペナルティ解除の考え方と原因ページの調べ方4つ|SEOと広告とインターネッツ      

2014年5月3日土曜日

コンテンツペナルティ解除の考え方と原因ページの調べ方4つ

コンテンツペナルティは特定が難しいです。
記事をたくさん書いているサイトほど、どこが原因がわからなくなります。


コンテンツペナルティの原因は複合的なものと考える

まず前提として、コンテンツペナルティは複合的なものが主流になるかと思います。
1個所だけGoogleにとって「ダメ」な部分があってもGoogleは動きません。
普通にちょっと順位を落とすだけです。

Googleにとって「ダメ」な個所が複数見つかって初めて、
ペナルティを与える事になります。
とてもふわっとしているのですが下記を参考に調べてみてください。



相対的な問題から調べると〇

Googleは検索結果を汚されるとペナルティを課します。
検索結果は相対的なものなので、相対的に他のサイトより何かがおかしければGoogleにとってはペナルティの対象となります。

ですのでまず検索順位が大きく落ちたキーワードの上位のサイトを10~20程度調べ、
それらのサイトと違ってあなたのサイトのどこに問題があるか調査してみましょう。



Googleの嫌儲レーダーの可能性を探る

他のサイトと比べてもよくわからない場合、Googleの嫌儲レーダーに引っ掛かった可能性があります。
極論を言えば、Googleは検索上位に表示されるサイトが不当にお金を儲ける事を嫌います。

基本的に、アフィリエイトタグや広告バナー、何等かの課金システムがサイト内にある場合は、
ペナルティの予備軍になると思っておいた方が良いです。

ちなみにこちらの記事『SEOに使えるChrome拡張・厳選13選+4選追加』でも触れましたが、
Chromeの拡張であるGhosteryで競合サイトの広告バナーの状況もさくっと調べてみましょう。
大体どの程度なら広告の設置が許されるかのヒントになります。



オリジナル性がないとペナルティの可能性あり

Googleは常に我々にオリジナルなサイトづくりを求めます。
ですので他のサイトや自分のサイトの複数のページで内容が重複していない事が前提ですし、
何ならテンプレートや画像の重複もペナルティの原因になりうるのです。

主な重複のパターンとしては、この辺ですかね。
  • タイトルやディスクリプションが重複している
  • 画像が他のサイトのものと重複している
  • 記事が重複している
  • 広告または課金システムがページ内にある

この中で案外気づきにくいのは画像です。
無料素材のサイトから拾った画像は他のサイトでも使用されている事が多以下と思います。
しかもその画像をつかったページの記事も少しずつ似てくる場合があります。

看護師の画像なら看護師転職のアフィリサイトでたくさん使われますよね?
下手するとアフィリエイターの間で人気のテンプレも複数サイトでかぶったりすると、
重複コンテンツとしてペナルティが課されてしまう可能性は低くはありません。


コンテンツペナルティの原因ページをさくっと確認するには「site:」が便利

1,000ページのサイトだった場合、いちいち全ページ検証する時間はとてもないかと思います。
もしその中のたった5ページが原因だったとしても、
多くのページを削除するのはもったいないし、かなりの割合で問題の無いページを削除してしまう事になります。
そんな場合はたいてい次の方法で問題のあるページを発見できます。

あなたのサイトが http://www.example.com だった場合、
検索窓に「site:http://www.example.com」と打ち込んでみてください。

その場合、以下の内容を調べます。

1.タイトルが書き換えられているページがあるか
Googleは勝手にページタイトルを書きかえて検索結果に表示する事があります。
これはGoogleが「タイトルとページ内容、紐付いてないじゃん」と思った場合にやられます。
つまりGoogleにとってページ内容がどこかおかしいと判断している可能性があります。

どこがどうおかしいかは書き換えられたタイトルにストレートに出ている場合があります。

いい例ではないかもしれませんが、
「転職者が書くべき履歴書」というタイトルが、
「転職者の履歴書と面接突破方法」に書き換えられていた場合、
Googleはそのページを履歴書だけでなく面接突破方法のページでもあると認識している事になります。


タイトルの書き換えがあった場合はページの内容またはタイトルを修正してみる事をお勧めします。


2.トップページが1番目に出ているか
「site:」で検索した場合、そのサイトの全ページ中、
最も評価の高い順にページが表示されます。
そしてたいていの場合、トップページが1番目に表示されるはずです。

これがトップページが2番目とか下の方とかに表示された場合、
ほぼ間違いなくトップページに何か大きな問題があります。

この場合はトップページを徹底的に修正する事をお勧めします。

なおトップページに問題がある場合もありますが、
どの下層ページからもトップページにリンクを一切していない場合もこうなる場合があります。
この場合は下層ページからのリンクを設置してあげてください。


3.検索結果の最下位のページは何か
「site:」で一番目に表示されるのはそのサイトの中で最も評価されているページですが、
逆に一番最後に表示されるのは最も評価されていないページです。

一番評価が低いページという事は、何かしら評価を落としている原因があります。
この最下位ページや、その付近の数十ページも必ず調べた方が良いでしょう。

なお、だいたいインデックスの最下位に来るようなページは画像だったりjQueryのページだったり、
広告バナーをたくさん貼っているだけのページ…と言ったものが多く、
普通の記事ページではない場合が多いです。

なのに最下位に記事ページが来ている場合はそのページが黒の可能性があります。


4.インデックスされていないページがないか
これは言わずもがなで、インデックスされていないページがあればそのページは評価されていない可能性があります。


以上です。コンテンツペナルティの解除に参考になれば幸いです。


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