SEO分析力を鍛えるための定点観測|SEOと広告とインターネッツ      

2014年5月11日日曜日

SEO分析力を鍛えるための定点観測

SEOの分析力を鍛える方法として、私が日々SEO会社で行っている事を書いてみます。

毎日行う事はいろいろありますが、そのうち効果的なものの一つが「定点観測を行う」事です。

これを毎日やっていると、SEOで上位表示されるために何をすべきかがわかったり、
なぜ自分のサイトが今の順位なのかがわかるようになります。

私は朝起きたら、必ず特定のキーワードを検索して順位状況を確認します。
まあ時間は5分くらいでしょうか。そんなに時間かけない方がいいですね。




定点観測を行う目的

これの目的は2つあります。

  • 検索結果の動向を把握すること
  • 検索結果の画面を自分の目で確認すること
あくまで毎日、数か月ぐらい続けないと効果は実感できないと思います。




定点観測で見るべきポイント

あまりたくさん見過ぎてもわからなくなってきますが、

  • 昨日からどう動いたか?
  • 動き方に傾向はみられるか?

くらいは必ず考えるようにしています。


ポイント1:昨日からどう動いたか?

大きく順位を上げたサイト、下げたサイトがあると、
これはもう恰好のSEOの教材です。
なぜなら検索エンジンの評価軸を知る滅多にないチャンスだからです。

こんな時には、なぜそうなったのか?を徹底的に調べまくりましょう。
外部リンクや内部構造など、他のサイトと比べてそのサイトがどうなっているのか、詳しく調べます。


ポイント2:動き方に傾向はみられるか?

そうすると、「ああ、順位が下がったこのサイトは外部リンクの中にSEO目的のものが他のサイトよりとても多いな。」
「これは外部リンクペナルティの可能性が高いな」とか、
「順位が上がってるページはまとめ記事が多いな」とか、色々な傾向が見えてきます。

逆に全く原因がわからない場合ももちろんあります。
そのサイト自体が何か大きく変わった可能性があります。

例えばリニューアルをしたとか、タイトルの内容をサイト全域で変更しただとか。
このパターンだとサイトの内容をずっと前から把握していないといけないので難しいですけどね。