SEOコンサルタントでも間違える。レスポンシブウェブデザインはSEOへの影響はない|SEOと広告とインターネッツ      

2014年5月26日月曜日

SEOコンサルタントでも間違える。レスポンシブウェブデザインはSEOへの影響はない

SEOというのは時々、非常にややこしい事があります。

SEOを行う上で複雑な計算式などは必要ないのですが、
知識やGoogleの公式発表を正確に理解する必要があります。

とくに、「Googleが推奨した」=SEOに有利、と認識してしまう人が少なくないので、
SEOコンサルタントとしてはGoogleのことばを慎重に理解しないといけません。

例えばこの問題でここ最近で非常に多いのが、レスポンシブウェブデザインについて。

レスポンシブデザインとは、一つのHMTLファイルでブラウザや端末のサイズに合わせて、
ページの表示を柔軟に変えられる技術のことです。

このレスポンシブウェブデザインをGoogleは「推奨」しているのですが、
SEOに有利とは言っていません。

ですが、SEOコンサルタントの中には、
レスポンシブウェブデザインがSEOに有利だと言い切ってしまう人がいるのをたまに見かけます。

レスポンシブウェブデザイン自体は素晴らしい技術なのですが、
これはもうユーザビリティの問題ですので、
自社のターゲットに合わせて採否を決める方がよいでしょう。

以上、SEO上はレスポンシブウェブデザインは特に有利・不利はありませんというお話でした。


ちなみに・・

ユーザーとしてですが、個人的にはレスポンシブウェブデザインはあまり好みではありません。

理由は単に、スマホでサイトを閲覧した場合、画面を拡大しづらいからです。

通常、スマホでピンチアウト(指2本で拡大する操作のこと)を行うと、
レスポンシブでない場合は文字を拡大できます。

ですがレスポンシブだと強制的に配置や文字サイズ等が決まってしまうのです。
(そうじゃない場合もあったらすみません。制作はそこまで詳しくないので)

ですので、情報を得る→CVするという導線を進みづらいなぁと何度か思ったことがあります。

もちろんこれはケースバイケースですので、
一概に言い切れるものではありませんが。

以上です。