SEO会社の分類方法は大きく2通りあります。
1.商流で括る方法
主に広告代理店から商流が始まります。- 商流1.広告代理店→SEO会社
- 商流2.広告代理店→ウェブ広告代理店→SEO会社
- 商流3.制作会社→SEO会社
- 商流4.完全独立系なSEO会社
この分け方ですと、
「電通系SEO会社」とか、
「博報堂系SEO会社」とか、
「ADK系SEO会社」とか、
そういう分類で分けます。
ちなみに、これで分けて何がわかるかというと、
どこの企業がどのSEO会社に依頼しているか、
大体予測できるんですね。
精度は体感的に8割とかでしょうか。
例えば、あそこの飲料メーカーはあの広告代理店だから、
その商流だとあのSEO会社だよね、
だとするとこんな施策中心にSEOやってそうだね、
みたいな仮説ができます。
SEO会社の分類はこの記事もご参考に。
まあだからと言って、広告代理店や制作会社も複数のSEO会社と商流があるので、
100%正しい訳ではないです。
2.企業の規模で括る方法
これは単純に、この記事で書いたように、- 上場企業のSEO会社
- 上場企業のグループ会社のSEO会社
- 独立系のSEO会社
- 個人事業のSEO会社
といった分類ができます。
上2つはなんとなく施策も真面目で固く、
独立系はアグレッシブに攻める、多少スパムもやる、
そんな印象があります。
当然必ずしもその通りでない場合も多々ありますが、
上場企業は大手広告代理店と組んでいる事があり、
その場合固い施策が好まれる事があります。
結果、内部施策→コンテンツSEOみたいなやり方が少しずつ増えていると聞きます。
一方独立系も提案時には内部やコンテンツSEOもやりますが、
でも外部リンクもまだまだやるし、
その外部リンク媒体も全ページアンテキ完全一致のみとかで未だにやる所はやるといった印象です。
あと独立系に多いのは、コンテンツSEOの施策提案時に、
「文字数が大事なので、ライターを雇ってテキスト量を増やしましょう」という提案を凄くよく聞きます。
勿論これで訪問者のエンゲージメント、コミットメントを高められるのかは微妙です。
SEO施策としてもコンテンツマーケとしても微妙です。
でもこれで契約してしまう会社もあるわけでね。。
独立系はこういった小さい売上の積み重ねをやらないと食べていけないのはよくわかるんですけどね。