ネイティブアド(広告)はコンテンツではないのでSEOに関係ない|SEOと広告とインターネッツ      

2014年8月7日木曜日

ネイティブアド(広告)はコンテンツではないのでSEOに関係ない

ネイティブアド(広告)という広告の「枠」があります。

一時期バズワードとして色々な所で話題になっていましたが、
最近になってなぜかまたネイティブ広告についてのお問い合わせを頂くようになりました。

ネイティブ広告というものは広告枠なのでSEOとはほとんど関係ありません。

いちおう下記にてネイティブ広告について触れてみます。


まず最も多いのが、

ネイティブ広告って何?

という質問です。

ネイティブ広告の定義は、IADの定めたこちら(PDF注意)にある通りです。

(引用)

「ページの内容やデザイン、プラットフォームの動作と合致することでユーザーがサイトの一部として
違和感がないと感じる広告」

(引用おわり)

ここでは実例が6パターン挙げられているので、
それを見た方が理解が早いかもです。

  • インフィード型
  • →これはSNS等で投稿の間に、投稿と同じフォーマットで紛れ込む広告のタイプ。
  • ペイドサーチ型(検索連動)
  • →要するにリスティング広告の事。
  • レコメンドウィジェット型
  • →Outbrain社などが提供する、コンテンツの中に違う媒体のコンテンツサマリーを表示し"レコメンド"するもの。私も仕事で扱う事がありますが、審査落ちまくりで超厳しいです。あとCPAが低い。理由は飛び先がLPではなくコンテンツページなので、CPAで判断するクライアントへの提案が非常に難しいという事情があります。笑
  • プロモートリスティング型
  • →これはECの商品一覧の中に紛れてレコメンドされる広告などを指しています。
  • インアド型
  • →記事などウェブページの中に紛れるタイプのものです。
  • カスタム型
  • →上の5つに分類できないタイプ。LINEの企業スタンプとか、Spotifyのおすすめ楽曲リストとかだと言われています。

とまあ分類するとこのような形式のものになります。


ネイティブ広告と記事広告は違うもの

これもよく言われるのですが、ネイティブ広告と記事広告は同じではありません。

ネイティブ広告は広告枠の一種なので、
ディスプレイ広告など、媒体側が用意した広告を出すための「枠」なのです。

一方で記事広告はコンテンツです。
その媒体の記事の体裁をしたPRコンテンツの事です。

なので用法として、「ネイティブ広告枠に掲載された記事広告」みたいな使い方は多分正しい。
でも、「ネイティブ広告とは記事広告のようなもの」というのは厳密には正しくないのです。

これ、記事広告が「○○広告」というネーミングだからややこしいのですよね。
記事の中に広告枠があるようなものなのでそういう名前なのですが。

我々SEO業者としては、記事広告をコンテンツとして提案する事はよくありますが、
ネイティブ広告についての提案、施策を行う事は無いです。


ネイティブ広告は「広告」である事が分かる表記が必須

…という旨がIADの定めたこちら(PDF注意)に記載されています。

なのでネイティブ広告とはよく言われる「ステマ」とは異なるタイプの広告なのです。
ちゃんと広告である事を明示しているので。

さて、ここまで読まれた方には、
ネイティブ広告は広告枠の事だという事がご理解いただけた事と思います。

私はSEOの仕事をしていてコンテンツの話になった時に、
「ネイティブ広告ってどうなの?」とよく聞かれます。

この手の質問が出る時、恐らく記事広告と混同されているのだと思いますが、
上にも書いた通りネイティブ広告は広告枠の事でコンテンツの事ではないので、
SEOとはあまり関係がありません。

強いて言えば、パブリッシャー系のクライアント(例えばニュースメディアなど)のSEOを行う場合、
ネイティブ広告枠を設けてレコメンドウィジェット(Outbrainなど)の導入などを促す場合は無くはないです。
結構審査落ちますけどね。笑

ま、記事広の事だと思っていた方はこの機会に正しい定義を覚えつつ、
SEO関連のコンテンツのお話とは切り離して認識された方が良いかと思います。


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