スマホ対応はもう必修科目だと思います。
パンダ、ペンギン、HTTPS問題等々、SEO業界にも対応事項、懸念事項があります。
ありますが、それらは「ウェブサイトの使い勝手、構成等々において最低限」な仕様であり、
普通にユーザーの事を考えてウェブサイトをつくっていけば、ほぼほぼ当たる事の無い問題です。
普通にサイトをつくっていく中で、昔からSEOで変わらず大事なのはコンテンツです。
(SEOに限らずサイト運営で最も大事だと思います)
そんなコンテンツですが、コンテンツはただ盲目的につくれば良いというものでもありません。
スマホが登場したおかげで、スマホのデバイスを通してユーザーにどう見えるかを気にしないといけなくなってきています。
しかも、意外とスマホ未対応サイトが凄く多いのです。
こんな記事が先日あがっていましたのでご紹介。
スマホ時代に「全文読まなきゃ理解できない」コンテンツは失敗する
以下、引用。
読んでくださる読者の方の「読み方」を分類すると大きく三種類です。
- 全文を読む
- 見出しを中心に斜め読みする
- 内容は読まない(タイトルや読者コメントだけを読む)
引用終了。
これはもうその通りで、スマホユーザーの事を考えてコンテンツを作らないといけなくなってきています。
大きな機会損失になっている可能性が高いです。
スマホユーザーの増加が早いです
思った以上にスマホの浸透が早いです。私もSEOをしているお客様のサイトのほとんどで、
1年前と今ではスマホユーザーからのアクセスがかなり増えています。
どのぐらい増えているかというと、、
一年前スマホユーザーの割合が10%→今月75%、とか。
これは誇張でもなんでもなく、このぐらい増えているサイトが多いのです。
もちろん去年10%→今月20%みたいなサイトも中にはありますが、
いずれも増加傾向にあります。
スマホユーザーは増えれど、スマホ対応は進まず
私はSEOの仕事をしている時に、よく競合サイトをスマホで閲覧しているのですが、まあ驚くぐらいスマホ対応していないサイトが多いです。
SEOのお客様のサイトも同様で、スマホ対応をすべきですと提案しても、
優先事項はかなり低いようで、広告とか目先の収益化に目を奪われるお客様が多いですね。
まあ担当者レベルでは理解できていても、稟議が通らないとかの問題もありますしね。
結局潤沢な予算がある会社はとっくに対応していますし、
そうでない会社のサイトはいつまでたってもスマホ未対応のままという状況が多いです。
ただ、アクセスの7割がスマホユーザーなのに、PC版の超小さい字のページを見せられても、
そこからCVまで到達するかと言うと難しいですし、
他に使い勝手の良いサイトがあればそちらに流れていってしまいます。
売上に直結する要素もまたスマホへの対応なのです。
しかもスマホユーザーの直帰率や遷移率は、
スマホ対応サイトと未対応サイトでは何倍か違います。
言い換えると、スマホ対応をするだけで結果を大きく出せる可能性があるのです。
というぐらい、スマホ対応をやらない理由がもうない、という所まで来ています。
特に美容系、ECなどはスマホ対応が喫緊の課題
本当はどの業界もすぐにスマホ対応すべきなのですが、いま特に結果に差が出ているなと思う業界は特に美容系やEC関連です。
美容系とはサプリ、美容グッズ、エステやサロン、クリニック関連などですね。
ECは楽天やAmazonに出店しているサイト以外で、自社サイトで通販事業を行っている所ですね。
このあたりはスマホからのアクセスが非常に多いです。
もう9割越えしているようなサイトも珍しくありません。
サイトリニューアルのタイミングや予算組みの予定が近いサイトは、
いい機会ですのでスマホ完全対応をご検討されてはいかがでしょうか。
という長い長いスマホに対応できてない文章を書いてしまうわけですが^^;