SEO会社は2020年には激減すると思う|SEOと広告とインターネッツ      

2014年4月29日火曜日

SEO会社は2020年には激減すると思う

SEO会社は2020年にどのくらい生存しているんだろう?という疑問が浮かびましたので、書いてみます。

そう思ったきっかけは、こちらのブログを見た事です。
164マーケティングというブログの、「2020年には「なくなる仕事」の予想が衝撃的。キャリアを考える参考に。」という記事です。


この記事には2020年に無くなると思われるいろんな職業の会社が記載されています。
電車の運転士やレジ係、一般事務などが載っており、それらの職種に共通するのは、

  • 機械・外注に取って代わられそう
  • 人件費の安い国の人が代行できる

のどれかにほぼあてはまるという事が言えそうです。
2020年っていったら6年後ですからね…もうすぐです。

まあこういった事は最近だとリンダ・グラットン著の『ワーク・シフト』にも書かれているので、
今さらそこまで意外性のあるものではないと思います。



さて僕はいまSEO業界に身を置いていますが、
僕のいるSEO業界も、2020年には結構な数の会社がなくなっているのではないかと思います。

というのもSEO会社の仕事内容もそのまんま、

  • 機械による代行がほぼ可能
  • 人件費の安い国の人が代行できる

にあてはまるからです。

SEOの仕事をざっくり「外部リンク設置と内部改善である」と定義すると、
これらはほぼマニュアル化して外注したり、ツールを用いた代行が可能なのです。

外部リンクも制作はマニュアル化して別の業者に依頼したり、
ある程度システムを組んでしまえばほとんどの部分を自動化できます。

内部改善も同様で、分析や競合調査をはじめ、
数百点の項目を機械にチェックさせるだけで完了するものがほとんどです。

この手のツールを社内に持っているなら内部改善のToDoを洗い出して、
仕様書を作成してクライアントに納品して、
「いついつまでにやっといてくださいねー」と伝えるだけなのでめちゃ簡単に終わります。



既に資金がそこそこある大手のSEO会社はこういった対応をとっくに始めていて、
大手に限って言えば自社内でSEO業務を100%行っているところはほぼ無いと言えます。

極力ツールに任せたり外注できるところはツールや外注の力を使うのは当然の流れと言えますし、
SEO会社はより深い分析や企画やディレクションといった工程に時間を割く方が合理的だと僕も思います。

こうして機械化や外注化が一般的になってくると、
SEO会社の役割は大きく減りますので、
「SEO会社不要論」みたいなのも出てきそうだなぁと思っています。
現にお客さんのSEOのリテラシーがここ数年でかなり上がっているのも感じています。

というわけでちょっとタイトル盛りましたが、
SEO会社の数はどんどん減っていくだろうな、と思っています。

以上です。



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http://seointernetz.blogspot.com/2014/04/seo2020.html