Googleがホワイトハットを勧める理由|SEOと広告とインターネッツ      

2014年4月11日金曜日

Googleがホワイトハットを勧める理由

Googleがホワイトハットを勧める理由

お久しぶりです。
黒く染まってますでしょうか?

今回はGoogleがホワイトハットを勧める目的についてです。
なぜ彼らはホワイトハットを勧めるのか?

検索エンジンとかSEOについて勉強した人ならおおむね、
「ユーザーに有益な情報を提供する事でサイトの価値を上げるため」
みたいな事を答えるでしょう。

これは半分正解です。
検索結果がユーザーにとって有益、あるいは知りたかった情報で構成されることは、
すなわちGoogleの検索結果の品質が高まることであり、
これはGoogleが目指したいところです。


じゃあ目的のあと半分は何かと言うと、

Googleの自社広告に出稿させること

なんですね。これが一番大きな目的です。

別に広告出稿させるためにわざわざスパム判定して検索順位を落とすわけではありませんが、
SEOのためにホワイトハットを推奨し、
ホワイトハットに対応できない(コストや工数を用意できない)企業には広告出稿を促したいのがGoogleの意図するところです。


もしかしたら意外と思われるかも知れませんが、Googleだって営利企業です。
売上がないと検索エンジンも機能させられない。
社員も食わせていかないといけない。

そのためにGoogleは優秀な広告営業を他社からヘッドハントしたり、
色んな高学歴の大学から優秀な学生を新卒採用したりして、営業体制を強めています。


検索エンジンの本質は検索システムではない


そしてGoogleの業務の本質は検索エンジンではなく、
検索エンジンと言う名の広告媒体なんですね。

Googleの業務の本質が広告媒体の運用である以上、
マネタイズ策として自社の広告枠を買わせたい、
だからホワイトハットをプッシュするのは至極真っ当な帰結であります。

そしてGoogleがホワイトハットをプッシュするとどうなるか。。

「ホワイトハットって面倒だよな~」
「ユーザーに有益な情報を毎日毎日出せるほどの時間もコストもないわ」
「サイト改善すると運用会社に追加でお金取られるから無理」

という事を言う会社がたくさん出てくるので、

「サイトの集客にお困りなら、弊社の広告をご利用ください!」

という、これ以上ないぐらいに美しい営業ができます。
「欲しがる人に欲しがるものを売る」という、営業の教科書みたいなやり方ですね。
マジ超頭いいわ。



だからG様はブラックハットに超厳しい


一方で、Googleはブラックハットとは徹底的に戦います。

ブラックハットなSEOで不当に検索順位を上げて、
自社媒体のいいポジションを無料で取りに来るような連中は駆逐していかないと、
Googleの食い扶持が減るからです。

新聞の一面に勝手に知らない人が自分の広告を出していたら、そりゃ怒るし、
金払え、となりますよね。

テレビ番組の収録中に勝手にカメラに写りこんで、
自分のことをアピールする人がいたら、
警備員につまみ出されるか、訴訟問題とかになるかも知れませんよね。

出たいなら然るべき金額をお支払いくださいねと。

Googleのホワイトハット推奨は巡り巡って、これらの例と本質的に同じというわけです。


以上です!

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