Googleが最も評価するコンテンツは、
今、みんなが見たい情報
なのです。
よく勘違いをされるのですが、
優れたコンテンツだから絶対に検索順位が上がる…とは限らないのですよ。
優れたコンテンツであっても、皆が見たい、知りたいと思わない情報なら順位なんて上がりません。
逆に言えば、優れていなかろうと、
皆が注目するコンテンツは上位に表示されやすいのです。
なので例えば、炎上して話題になったサイトなんかも上位に来ます。
2ちゃんねるのまとめブログで人気の記事なんかも上がってきます。
(まとめブログはすぐに落ちますけどね…)
有名人が書いた3行のブログでも同じ。
多くの人が注目する事が書いてあれば、上位に上がるのです。
つまり、上位表示させるために、必ずしも優れたコンテンツである必要はなかったりします。
Googleが検索結果の1ページ目に、
稀にニュース検索の結果をダイジェストで挟むのは、
要は皆が見たいニュースだからです。
どうやって「多くの人が見たいと思っている」を認識するのか、
重みづけをするのかはわかりませんが。笑
そして逆に、非常に優れた情報であっても上位に上がって来ない事もあります。
私も会社のお客さんの依頼で、コンテンツページのSEOをお受けすることがあります。
でも、有名なウェブデザイナーやコーダーに依頼した、
超リッチなコンテンツであっても、
上位に全く上がって来ない事があります。
リッチなだけで正直あまり面白くないコンテンツであることがほとんどの場合は原因です。
また中にはテキストが一切ないフラッシュだけのコンテンツもあって、
変な感じにインデックスされてタイトルが検索結果では書き換えられていた事もありました。
他の例で言うと、新しくつくったコンテンツ全部が似ていて、
類似コンテンツとして認識されている事もありました。
site:で検索すると、ほんの一部しかインデックスされておらず、TDも似てるという状況です。
結局お客さんがcanonicalは嫌だという事で放置です。
でも似たようなコンテンツつくっても、訪問者は喜ばないでしょうから、
どうにもならないコンテンツになってしまっています。
これらのコンテンツの制作費は、企画者やディレクターの人件費も入れると、
1ページで100万越えのものもありました。
みなさん一生懸命企画して作られたんだと思います。
でもお金や時間をかけても、
人が見たいと思わないコンテンツは検索結果で上位を取る事は難しいのです。
あくまで人がみたいと思うコンテンツが評価されるのです。