とんでもねえ事言ってるな…と思ってもらえればと思います。
でもこれは事実。
コンテンツSEOとはコンテンツによってユーザーを惹きつけ、
その影響で検索順位も上昇させるという、
非常にとらえどころのない施策です。
コンテンツSEOの本質とはつまり、
ユーザーを引き寄せる、集まって貰うという部分です。
ならばその最終形態は、人を集め、コミュニティとして常態化させることになります。
事実、人が自然と集まり、
集まったお互いがコミュニケーションを取り合うサイトは非常に強いのです。
最も有名な実例で言えば、2ちゃんねるでしょうね。
あとは、有名ブログのコメントを開放しているもの。
同様のものとして、Youtubeのコメントを開放した人気動画などもあります。
これは非常にコンテンツSEOの理に適っているのです。
なぜなら、集まった人同士のコミュニケーションもまたコンテンツになるからなのです。
つまり、あなたのサイトでやるべきことは、居場所づくりなのです。
集まった人達のコミュニケーションを見て、
また別の人が自分の言いたい事を書いていく。
こうしてコンテンツやサイトのファンをつくり、
最終的にあなたのサイトの売上に寄与していただく。
これがコンテンツSEOの最終形態です。
これを一つ一つのコンテンツでいかに狙ってやれるか。
そういう意味では、ブランディング上問題なければ、
炎上させるのはアリですね。
だって、誰にでも愛されるようなコンテンツって、
結局「素晴らしい」というコメントしかもらえませんからね。
もちろんそれでもとても素晴らしいのですが、
一番盛り上がるのは議論なのです。
一応、炎上について書いておきます。
炎上=悪い事、ブランド毀損だと思っていませんか?
私はそうは思いません。
炎上=そのコンテンツを好きな人以外を振るい落とすフィルター
なのです。
この世に、完璧に100%の人に受け入れられるコンテンツは存在しません。
必ず「アンチ」な人がいるものです。
電車でお年寄りや妊婦に席を譲る人を批判する人だっているわけです。
一方で、はっきり物を言うホリエモンを叩く人もいれば、
それが好きという人だっているのです。
ですので言い換えると、炎上する=本当のファンが残る という場合もあるのです。
もちろん、あまりにモラルから外れまくったコンテンツはNGだと思いますが。
ちなみに、この議論の繰り返しが多ければ多いほど、
検索順位も上昇する傾向にあります。
別にアルゴリズムに加えられているわけではなく、
ユーザー同士のコミュニケーションの過程で、
被リンクやサイテーション等が増えることが恐らく評価につながるためです。
でもGoogleも、こっそりソーシャルシグナルとか、
CTRとか見てるんじゃないかなとは思いますけどね。
さて、SEO会社はコンテンツSEOを提案しますが、
このぐらいの提案はした方がいいと思います。
お客さんが受け入れるかは別として。
上場企業であるSEO会社であっても、提案内容を聞くと、
「記事を増やすこと」が目的化しがちだなぁと感じています。
というわけで若干脱線しましたが、
コンテンツそのものを居場所化し、コミュティができるよう工夫してみてください。