コピーライティングだけじゃない!書評『禁断のセールスコピーライティング』|SEOと広告とインターネッツ      

2014年6月8日日曜日

コピーライティングだけじゃない!書評『禁断のセールスコピーライティング』

いまのマーケティング、集客方法にはとても大きな不安を感じます。



神田昌典さんの『禁断のセールスコピーライティング』を読みました。

"コピーライティング"といいつつ、
そのコピーライティングのスキルの解説だけではありません。

コピーライティングを用いた成功事例も合わせて豊富に解説しています。

今のマーケティングや集客方法って色々ありますよね。
いや、色々ありすぎると思っています。

特に私のいるウェブ広告業界では、相当な数の商品が開発されては消えていきます。

情報商材もそうですね。

日に日にあらたな情報商材が出ては消え、という状況です。

年に何百の集客方法が誕生しているといっても言い過ぎではありません。


しかし。

この神田昌典著『禁断のセールスコピーライティング』は、全く違いました。

神田昌典氏は「顧客獲得実践会」というダイレクトレスポンスマーケティングの実践会を実施していました。
1998年~2004年までです。

この本は、その間に毎月発行された会員向けのニュースレターから著者と編集部が厳選したトピックと事例を掲載したものです。

最初は私も、え…2004年までって情報古くない?と思ってたんです。

ですが、読んでみて思いました。全然古くないのです。古くなりようがないのです。

内容の一部を紹介すると…

超有名なPASONAの法則の成功事例(p.28)をはじめ、
神田昌典氏がp.183で「さまざまな工夫と言えばこの人」とべた褒めした「じじや」の事例など、
今でも通用する、文章ひとつで売り上げを劇的に挙げる事例のオンパレードです。

さらに…
p.212で「商談の途中にノートを閉じ、席を立て」と言い放った「禁断のセールス編」が実は本書の白眉。これは意表を突かれました。


何十年たっても色あせない、とてもアナログ、だけどネット時代だろうがいつだろうがとても使えるマーケティング方法が満載です。

ただ、実は私、本書を読み進めながらこうも思っていました。

「もしかして、机上の空論じゃないよね?」と。

だってウェブじゃなくてアナログな紙の郵送物の話とかですよ。
データを取らず、感覚でうまくいく・いかないを判断する方が当たり前です。

ですが、そこは神田昌典氏。↓↓↓恐らくほとんどのレターでデータ取っていたのです。

このページだけだとわかりにくいのですが、
本書の随所にきちんとデータを取っている事を書かれていました。
(ウェブと違って絶対計測が面倒だよ…)

これを知った時、ああ本物は違うなあと思いましたよ。


さて、やはり神田昌典氏の著作物と言えば、「オマケ」がまた楽しみなのですが、本作もやはりありました。

一つ注意ですが、こちら6月上旬現在、まだ完成していないとのことです。
「6月中を予定」とのことでした。

6/9(月)追記
こちらの特典、メールで届きました!

メールに記載されていたこのページにアクセスし、中央のボタンを押すと…




このPDFファイルをダウンロードできます。なんと93ページとボリューム多めです!


事例を満載したこの特典PDF。
ぜひ手にしてみてください。