動画マーケティングの原則は「長期」
動画コンテンツの原則は長期的に公開し続けること。そして全期間での効果測定をすることです。
動画コンテンツは、それひとつで短期的な効果を測定し、
そのコンテンツの効果を結論付けることは避けるべきです。
動画コンテンツ1本を公開し、たった1か月効果測定をするだけでは何もわかりません。
というのも、動画コンテンツの基本は、
何本も公開し、繰り返し見て貰うことで臨場感を感じて貰うこと。
そして視聴者のエンゲージメントを高める事にあります。
従って、動画コンテンツ一つだけの視聴回数や視聴時間を図るよりも、
長期的にアップロードし続け、トータルでどんな結果になったのかを見てください。
動画コンテンツをどのくらいアップロードすればいいのよ?
事業領域にもよりますが、多ければ多いほど良いという事になります。動画を積極的に使うのはアメリカ人が得意とするところですが、
動画マーケティングにしっかり取り組み成果を上げている人ですと、
100本単位でアップロードしています。
日本では情報起業家が最もアグレッシブに動画の効果に気付き、
そして動画コンテンツで結果を出しています。
彼らのやり方もまた、100本、1,000本単位でアップロードするというものです。
この場合、一つ一つの視聴回数は300回とか500回とか短いのですが、
トータルで見れば20万回などというケースが多いのです。
動画を8年間、計600本公開し続けた人の例
例えばこの人。SEO先進国アメリカのSEO第一人者、Barry Schwartz氏のYoutubeアカウント。
8年前から動画を上げ続け、総数600本以上、
総再生回数500万回以上となっています。
1本1本は再生回数が数百~1000程度と、そこまで大きいものではありません。
ですがこれだけ長期的に動画を上げ続けていると、
心理学で言うところの単純接触の効果がありそうです。
ファンがつき、信頼感を醸成できていると思います。
多くの動画をアップロードするコツ
これは効率的なやり方があって、一度にまとめて制作することです。そして分割して、毎週毎月のようにアップロードする…
といったスケジューリングで公開していくべきです。
その方がコストも数分の一に抑えられます。
動画って1回の撮影分を請求される事が多いからですね。
本数を減らすなら、その分クオリティを高める
また、本記事の趣旨と反しますが、逆に1本辺りのクオリティを上げて、
映画並みの画質、音質の動画を年に数回リリースするというやり方もあります。
ですがこれはよほど動画製作に慣れていなければ難しいので、
あまりお勧めできません。
映像制作にかかわった事のある方や、
機材が揃っている方にはこのやり方をおすすめします。