動画コンテンツ1本で何がわかるの?動画の「量」が重要な理由|SEOと広告とインターネッツ      

2014年6月7日土曜日

動画コンテンツ1本で何がわかるの?動画の「量」が重要な理由

動画マーケティングの原則は「長期」

動画コンテンツの原則は長期的に公開し続けること。
そして全期間での効果測定をすることです。

動画コンテンツは、それひとつで短期的な効果を測定し、
そのコンテンツの効果を結論付けることは避けるべきです。
動画コンテンツ1本を公開し、たった1か月効果測定をするだけでは何もわかりません。

というのも、動画コンテンツの基本は、
何本も公開し、繰り返し見て貰うことで臨場感を感じて貰うこと。
そして視聴者のエンゲージメントを高める事にあります。

従って、動画コンテンツ一つだけの視聴回数や視聴時間を図るよりも、
長期的にアップロードし続け、トータルでどんな結果になったのかを見てください。


動画コンテンツをどのくらいアップロードすればいいのよ?

事業領域にもよりますが、多ければ多いほど良いという事になります。

動画を積極的に使うのはアメリカ人が得意とするところですが、
動画マーケティングにしっかり取り組み成果を上げている人ですと、
100本単位でアップロードしています

日本では情報起業家が最もアグレッシブに動画の効果に気付き、
そして動画コンテンツで結果を出しています。
彼らのやり方もまた、100本、1,000本単位でアップロードするというものです。

この場合、一つ一つの視聴回数は300回とか500回とか短いのですが、
トータルで見れば20万回などというケースが多いのです。


動画を8年間、計600本公開し続けた人の例

例えばこの人。
SEO先進国アメリカのSEO第一人者、Barry Schwartz氏のYoutubeアカウント
8年前から動画を上げ続け、総数600本以上、
総再生回数500万回以上となっています。

1本1本は再生回数が数百~1000程度と、そこまで大きいものではありません。

ですがこれだけ長期的に動画を上げ続けていると、
心理学で言うところの単純接触の効果がありそうです。
ファンがつき、信頼感を醸成できていると思います。


多くの動画をアップロードするコツ

これは効率的なやり方があって、一度にまとめて制作することです。

そして分割して、毎週毎月のようにアップロードする…
といったスケジューリングで公開していくべきです。
その方がコストも数分の一に抑えられます。
動画って1回の撮影分を請求される事が多いからですね。


本数を減らすなら、その分クオリティを高める

また、本記事の趣旨と反しますが、
逆に1本辺りのクオリティを上げて、
映画並みの画質、音質の動画を年に数回リリースするというやり方もあります。

ですがこれはよほど動画製作に慣れていなければ難しいので、
あまりお勧めできません。

映像制作にかかわった事のある方や、
機材が揃っている方にはこのやり方をおすすめします。