アフィリエイターの追徴課税…逃げ切れる訳ない件|SEOと広告とインターネッツ      

2014年7月27日日曜日

アフィリエイターの追徴課税…逃げ切れる訳ない件

アフィリエイトの税に関するニュースが話題になっています。

先日の与沢翼さんの見せしめ追徴課税を思い出しますね。

アフィリエイト、報酬申告を…2千万所得隠しも (読売新聞) - Yahoo!ニュース


まるごと引用してみると、こんな感じ。


インターネットサイトに広告を掲載する「アフィリエイト」で報酬を得ている個人に対し、国税当局がプロバイダーを通じて税務申告を促す取り組みを始めた。

 アフィリエイトは手軽な副業として全国で100万人以上が手がけているとされるが、意図的に収入を隠す人が後を絶たないためだ。税務調査で2000万円を超える所得隠しが発覚したケースも出ている。

 「税務署にばれるはずがないと思っていた。突然の調査はショックだった」。東京都内の男性(50)が振り返る。

 男性の自宅をスーツ姿の男たちが訪れたのは2011年10月。勤務先の会社にいた男性は、妻からの連絡を受け、すぐに税務署に電話した。「パソコンでお仕事をされていますよね」。税務職員の一言で、「全て知られている」と悟った。

 男性は当時、副業のアフィリエイトで年間200万~250万円の報酬を得ていたが、申告していなかった。税務署は、通信費などの経費を差し引いた所得が2年間で計約350万円に上ると指摘。男性は無申告加算税などを含め、約90万円を追徴課税された。

 男性は「妻の実家に頭を下げて、やっと納税資金を工面した。恥ずかしい思いはもうしたくないので、その後は毎年ちゃんと申告している」と話す。

 業界関係者によると、アフィリエイトを手がける人は「アフィリエイター」と呼ばれる。ネットの普及で市場規模が拡大し、アフィリエイトの広告費は年間1500億円に上る。アフィリエイターの中には年間2000万~3000万円の報酬を得る人や、スタッフを雇って1億円超を稼ぎ出す人もいるという。

 アフィリエイトの報酬は「事業所得」や「雑所得」として申告する必要があるが、会社員や主婦が副業で行うことが多く、申告を怠る人も少なくない。そのため、税務調査で申告漏れを指摘され、追徴課税を受けるケースが相次いでいる。



アフィリエイト収入は税務署も注目しているため、
まず逃げ切れないと思います。
ネットの動きなんてプロバイダが情報開示したら100%特定可能ですし。

しかしこの記事の「2年間で計約350万円」の男性、
月額にすると約15万円ほどですかね。

副業アフィリエイターとして結構よくいるというか、
めっちゃリアルな数字ですね…

このぐらいの金額を稼ぐ人が層が厚いのか、
あるいは逃げようとする人が多いのかも知れません。

それにこの2年間という数字もリアルだなと感じます。
というのも、アフィリエイターやFX投資家にとっては結構有名な話だと思いますが、
税務署は脱税者を2年ぐらい泳がせるらしいんですよね。

で、ある程度未払い金がたまった所で、
追徴課税をさくっと請求するらしいです。

というわけで、アフィリエイトは税務署にかなり見られていると思いますので、
しっかり申告する事をお勧めします。