アメリカ人の最先端SEOは意外なところからスタートする|SEOと広告とインターネッツ      

2014年7月8日火曜日

アメリカ人の最先端SEOは意外なところからスタートする

やっぱり世界は広いなあ…と思いました。


日本のSEOって、

まずビッグワードとか、
検索数の大きいワードを優先的に選んで、
外部リンク貼りましょう!

というものがほとんどです。

この10年、あまり変わっていないのです。


これは別に否定しません。

未だに外部リンクが最も効果的だからです。

そして、外部リンクはやり方によっては安全に運用できますし。


でも、そんな日本の慣習に浸っているとですね、、

外国人とテレフォンカンファレンスとかで打ち合わせしたりした時に、

考え方の違いにカルチャーショックを受ける事が少なくありません。


特にアメリカ人のSEOは、完全にコンテンツオリエンテッドです。

彼らは外部リンクも否定はしないのですが、

それ以上にまず何よりもコンテンツから考えよう、といつも言っています。

ちなみにヨーロッパはまだ外部リンクネットワークを重視する人もいます。

フランスとかイタリアとかですね。



さて話を戻します。

アメリカ人のSEOの手順で、

おおむねどこの会社の人にも共通している考え方が、こんな感じです。


本来得られるはずの利益を、得られているか徹底調査する


どういうことかと言うと、


  • タイトルに重要なキーワードを入れていないとか、
  • サイト名を検索した時に必ず1位に表示されているのかとか、
  • 会社概要のページには会社の概要を知りたい人を呼び込めているかとか、


そういう事です。


まずここを徹底的に調べて調べて調べつくして、

OKだと踏んだら、次に行くのです。


私は最初この考え方に疑問を抱いておりましたが、

まあ調べてみると意外にちゃんとできていないんですよね。

なぜなら、そのぐらい当たり前にできているはずと思っているので、日々気にしていないのです。


例えば、カフェのサイトを運営しているとします。

「店名+梅田」だと、梅田の店舗のページが1位にいて当たり前なはずですよね。


ですが、実際検索してみると、、2位になってしまっている…

なんて事が少なくないのです。


じゃあこの場合の1位は何かというと、

以前取材を受けたカフェの梅田店のインタビュー記事が1位に来ていたりといった具合です。

他社のサイトに掲載されているインタビュー記事ですので、

大いにもったいない話なのです。



アメリカ人は、こんな機会損失がある事を見越して、

SEOを開始するとまずはこういった点を徹底的に洗い出す人が多かったのです。


それ以来、私もまず得られる利益を享受できているか?と必ず確認するようにしています。