昔から変わらない商売の原理原則「無料」|SEOと広告とインターネッツ      

2014年7月14日月曜日

昔から変わらない商売の原理原則「無料」

昨日、休日を利用してある旅行会社のツアーに参加したのですが、
個人的にはなかなか面白かったのでシェアしたいと思います。

ツアーにはよくバックエンド商品が登場しますよね。

私が参加したツアーは国内バスツアーで、
桃狩りが組み込まれていました。

1時間以内で桃を取れるだけ取ったあと、
ちょっとお高めの桃の販売がされていました。

1つ500円とか、1,000円とかの桃です。
1ケースで3,000円とか5,000円のものもありました。

凄く当たり前すぎて見逃していましたが、
ネットのプロモーションとして有名な、
「FREE」「無料オファー」モデルって、
本当にどこでも見られるんだなぁと感じましたね。

無料で何かを体験し、
その後高額なバックエンドを提案する。

ロングテールという概念を提唱したことで有名なクリス・アンダーソンの、
2009年発売の書籍『フリー』はウェブに寄った内容ではありましたが、
生活の至る所に無料は存在していて、
昨日参加したツアーは、そのことを改めて意識したツアーでした。

面白かったのは、バックエンドにあたる桃を、
思ったよりみんな買っていたことです。

アプローチの仕方としては、

1.時間内に食べきれなかった人は買っていってください
2.お土産にどうぞ

といったものでした。

別に桃に限らず、
街頭で配られるティッシュも、
不動産投資セミナーも、
全ては無料→有料バックエンドという流れになるのは当然知っています。

ですが、昨日のツアーは目の前で実際に人が3,000円とか5,000円のバックエンド(桃)を、
バンバン買っていくさまを見る事ができ、
無料って実は商売の原理原則なんだなと肌で感じました。

本件、全然SEOと関係ありませんが…
お客さんのウェブプロモーションのヒントになりそうです。