真っ先に「何をつくったらいいの?」と疑問に思うでしょう。
という訳でどんなコンテンツをつくるかですが、
色んなやり方があります。
まず媒体はなんでもよいでしょう。
ウェブメディアを持ったり、
メールマガジンを発行したりでもOKです。
紙のメディアもアリです。紙はコストはかかりますが。
Youtubeチャンネルを持つことでも良いです。
では次にどんな内容をつくるべきかという話ですが、
その前にまずあなたのサービス、商品の見込み客をしっかり知る事から始めた方が良いでしょう。
例えば既に有名なサービス、商品の場合は、
様々なコンテンツを大量に投下したようなオウンドメディアを持つことが適しているかもしれません。
一例を挙げてみます。
コカコーラパークの事例
世界で最も有名なコンテンツマーケティング事例として、「コカコーラパーク」が挙げられます。
コカコーラは多くの人に知られたマス商品ですので、
多くの人にブランドを知ってもらうとか買って貰うとかの段階は過ぎています。
これからはより多くの人にブランドを好きになって貰う、
日常的にコカコーラのブランドに触れて貰う事を目指しています。
つまりブランドロイヤリティの向上が主な目的になっているという事です。
さらにはコカコーラはポップカルチャーを支援していて、
ポップカルチャーが好きな人はコカコーラの見込み客であり、
何らかのポップカルチャーが消費される時、コカコーラの事も思い出して貰えるよう、
多くの人に印象付けたい意向があるようです。
こうした目的がある場合、
対象を絞ったコンテンツよりも、
コカコーラパークのような、幅広い層にリーチしやすいメディアを持ち、
そこに様々な種類のコンテンツを大量投下していく方が良いでしょう。
有名でないサービス、商品の場合は何でも試して見るべし
一方で、そこまで有名でないサービス、商品を持つ会社だったら、それこそ何でも試して見る方がいいかと思います。
例えば料理教室の場合、
料理の手順、ポイントを動画にするといいと思います。
ここで重要なのが、「5つのポイント」というように、
情報を簡潔に手短に伝える事です。
それでも基本的に見込み客は動画を見て満足してしまう人がほとんどでしょう。
ですがユーザーが、塩加減とか、火加減とか、
細かい部分をもっと知りたいけどどうすれば良いの?と思った時に、
あなたのサービスを思い出してもらえればそれで良いのです。
別に料理教室だけでなく、靴の通販でも、整体師でも、
経営コンサルティングでもどのような業態でもあまり変わらないと思います。
(私がコンサルティングしているお客様では業種ごとの差がありません)
大事なのは、コンテンツを通じて見込み客にあなたのサービスや商品を知ってもらい、
継続的に接点をつくり、好きになって貰い、
最終的に行動を取ってもらう(成約して貰う)事を目指す事です。
この辺はどんな業種でも共通だといつも思います。
本当はコンテンツマーケティングはもっと設計方法やKPIの立て方が細かくあるのですが、
こういった点をなぞってみるだけでもそれなりに成果は出ますので、
興味のある方はぜひ挑戦してみてください。