発リンクも実はSEOに効果がある|SEOと広告とインターネッツ      

2014年3月9日日曜日

発リンクも実はSEOに効果がある

発リンクも実はSEOに効果がある


「発リンクはSEO的にマイナス」という考え方をお持ちの方が多いなと思います。
もちろん、発リンクは基本的にそのページ、あるいはドメインの評価をリンク先に渡してしまいます。

例えば、典型的な以下のリンクのパターンだと、
リンク元からリンク先へ、評価が流れて行ってしまいます。

  • 自分のドメインAから他人のドメインBにリンクする
  • 自分のドメインのトップページから下層ページにリンクする

ところが、僕の推測ですが、
検索エンジンはこの発リンクの数や使い方も評価の一つに入れている可能性があるなと感じています。



他のサイトからの引用が多いほど評価される?

Googleの検索エンジンがかつて論文検索システムだった事は多くの書籍に記されています。
大学で論文を書かれた事のある方は、教授から次のような事を言われた経験があると思います。

「優れた論文は、完全にオリジナルなものより、多くの論文からの引用を含んだものである事が多い

僕は大学時代、散々教授に言われました。
独りよがりな論文より、多くの先に世に認められた論文を元に構築している方が信頼度が高いと。

Googleの評価システムも、元々はこの考え方を踏襲しているのではと思われます。
そして今でもこの評価基準はGoogleの根幹であり続けている可能性が高いです。

つまり、他のウェブページをたくさん参照しているページの評価を高くしている可能性があると。

もちろん似たようなことは私以外の方も考えていますよ。
例えばこちらのページ

引用してみると、

「被引用数の多い論文から引用されている論文は、重要度が高い」とする考え方が以前から存在した。ウェブページの場合も同様に、重要なページからのリンクは価値が高いと考えられる。


とあります。



発リンクが多くて強いコンテンツはまとめ系

で、じゃあどんな発リンクが評価されるの、という話なんですが、
僕は3つあると思います。


1つ目 まとめ系

いわゆるキュレーションですね。
最近は検索結果の上位に表示されるだけでなく、
Yahoo!の検索結果にとうとうNaverまとめが差し込まれるようになりました。
Naverまとめは言わずと知れた、日本最大手のキュレーションサイトです。


2つ目 リンク集

これも系統はまとめ系と同じです。
要するに、特定のテーマに沿って情報をまとめたもの。

例えば、GoogleかYahoo! で「詰碁」と検索してみてください。
2014年3月9日現在、第1位に詰碁リンク集がランクインしています。



これをクリックすると、こんなテキストサイトが出てきます。
物凄い量のリンク集になっており、圧倒的な情報量です。



全てのリンク集がなんでも上位に表示されるわけではありませんが、
検索の上位にリンク集が載るケースは度々みかけますね。


3つ目 比較・ランキング系サイト


アフィリエイターが大好きなこの比較、ランキング系のサイト。
広義には一括見積系サイトも含まれます。

たとえ恣意的でも、こういったランキング系が好まれるのは、
色んなサイトを巡って情報を集めるより、
一目で色んなサイトやサービスを比較できるコンテンツだからです。
最近はこういったランキング系のサイトも少しずつ検索順位を落とす事が多くなりましたが、
それはあくまで検索数が10万単位のビッグワードでの話。

ミドルワードやテールワードになると、まだまだ比較ランキング系のサイトが強いですね。

ちなみに、いまだにランキング系が強いビッグワードの代表例は「脱毛」ですね。
こんなに大きなワードで比較・ランキング系のサイトが1ページ目に多数出ているのは珍しいかな。


というわけで、なんとなく発リンクが多いサイトでも検索エンジンからの評価が高くなることをご理解いただけたかと思います。


以上です。


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