SEOと広告とインターネッツ: SEO業界      
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2014年9月11日木曜日

Googleのつまらないミニアップデート

SEOの有名なウェブサイト、Search Engine Land(英語)が、
Googleニュースへリンクするという新種のナレッジグラフを発見したようです。

だから何だという感じが一見しますが、
当然Googleはこういった一つ一つのミニアップデートをゴールとしているわけではなく、
その先に何か大きな、例えば今の何倍もセマンティックな検索結果を出すような、
そういったゴールに向かっているのでしょう。

トライとエラーを繰り返しながら3年前、5年前と比べると格段に検索結果が面白くなっており、
精度もそこそこあがったなという検索エンジンの進化の一端を見る事ができるのは楽しいです。
まあ良質なウェブページの数が単純に増えたことももちろん大きな理由です。

もっと言うと、エリック・シュミットが著した「第五の権力」には彼らが想像する、
かつ現実的に十分実現可能な近未来の姿がありありと描かれていますが、
Googleのセマンティック化ですらその一端に過ぎ無いという事がよくわかります。
そしてさらにその中の小さな切れ端であるこういったミニアップデート一つとっても面白いと思います。


2014年7月19日土曜日

GRCも廃れるだろうな…というSEO業界のビッグデータ需要。

SEO業界に、ここ最近、大きな傾向が見られます。

それが、ビッグデータの活用です。

これはどういう事かというとまあ文字通りなのですが、
ざっくりいいますと、

とにかく競合も自社も関係なくありとあらゆる検索順位データや、
色々な会社の流入データを保持し解析・活用しよう


とする動きです。

昔のようにGRCで30キーワードを毎週計測する…

みたいな時代ではなく、アパレル業界ならアパレル関連キーワードを万単位で日々クロールし続け、
自社競合関係なくデータをため込んでいくという動きが求められています。

この背景として技術がおいついてきたという事情もあります。
こういったデータの取り方は昔から需要はありましたからね。
私が新卒として入社した○年前でさえ、入社直後に「もっと大量のデータが取れないものか」と思ったほどです。
これまでが牧歌的すぎたのです。

とにかくSEO業界の先端の動きとしては、より多くのデータを取り取りこぼしが無いよう、
多角的に分析すべきだという考え方に変わりつつあります。

なのでその日その日の検索順位上位100位とかを計測できないGRCは正直あまり使えないなぁ…
とさえ思っています。
万が一、関係者が読んでいたらすみません。

というかGRCでしか計測できないのでしぶしぶ使っていますが、
GRCが機能追加をしないならば新たなツールに必ず取って代わられます。

まあウェブ業界で言う所のビッグデータほどではありませんが、
かつてないほどに大量のデータ解析が必要になってくるというお話です。

2014年7月15日火曜日

SEO業界の市場は200億円から伸びない

ここ最近のSEOで大きな潮流を感じます。

その潮流とは業界の再編です。

いまSEO業界はかつてのように伸びてはいません。
推定200億円なので、まあ小さい市場ですよ。
粗利は高いけど、経常利益ベースでは飲食とか他の業界とさほど変わりませんしね。

ここ最近ようやくリンクの販売から「コンテンツ」という軸に切り替えはじめたので、
市場の伸びしろができたかなという程度です。
まだまだ小さい業界です。

そんな状況に加え、Googleのペナルティなど環境の変化に対応できず、
淘汰される企業が出てき始めたのです。

参考1:サムライファクトリー、SEO事業をジオコードに譲渡
参考2:ユニメディア、SEO事業をウィルゲートに譲渡

ちなみにここに出たのは比較的大きな会社であり、
地方のSEO業者なんてこっそり撤退しているところは少なくないですよ。

で、極めつけはこのニュース。

アイレップ、オープンコートを子会社化

これは推測ですが、人材確保の面が強いのかな?と思います。

私もSEO会社に勤務しているのですが、
人材紹介会社やヘッドハンティングの会社からの引き合いは強いのです。

これは私が優秀かどうかではなく、
業界全体が慢性的な人材不足に悩まされているためです。
市場がこれ以上伸びないため、あとは人材と売上をどれだけ奪えるかが焦点になっているためですね。

私も、SEO会社の有名どころからのお誘いはほぼ全社受けたかな?
というほどに、とにかく人が足りていない様子です。

なので、このアイレップのニュースは、
SEO運営の体制を丸ごと買ったと見るのが正しい気がしています。

2014年7月13日日曜日

SEO業者は顧客の売上はかなりどうでもいい

SEO業界に入って一番がっかりしたことを書いてみます。


SEO会社で働いてみてわかったのですが、
どこの会社でも顧客の売上はかなりどうでもいいのです。

細かく見ればそうでない人も中にはいるでしょう。

ですが基本的にはSEOのKPIとして、
売上にはコミットしません。



忘れもしない、私が新卒時代に行われたSEO業界の大御所が集まった某SEOセミナー。

SEO業界の大物のスピーチがいくつかありました。

スピーチの内容は、
自分の顧客に対してSEOでどういう施策をしたか、
という事例の共有です。

私がとてもがっかりしたのは、その内容がいずれも、

「順位がどれだけ上がったか」

「流入数がどれだけ増えたか」

だけだったのですね。


僕が聞きたかったのは、

そのSEOは売上にどれだけ影響したのか?

CV数がどれだけ増えたのか?

SEOでなくてはいけない明確な根拠って何だったのか?


という事です。

いくらで契約したSEOかわからないけど、
ただ流入数を増やすんなら広告でもよくない?


とセミナー中ずっと思っていたのですが、
ついにそういったポイントに言及するスピーカーがいませんでした。

まじかー、
SEO業界の大御所、有名人でこんなもんかーと。

SEOをやっても売上にインパクトがなかったのか、
そもそも気にしていないのかわかりません。

でも、SEOってウェブプロモーションの一種じゃないんですかね。

売上を上げるための施策だったんじゃないのかなと。

そんな不満がぬぐえないまま、そのSEOセミナーは終了。

当時から彼らSEO業界の大御所は一流のアフィリエイターにdisられていましたが、
その理由がとてもよくわかったセミナーでした。

SEO業界のトップクラスタがこれじゃあ、
アフィリエイターからもよく見られないよなぁと。

大御所がこうなので、
まあSEO業界も全体的にこういう意識の人が多いのです。

SEO会社で仕事をしていても、
やっぱり顧客への報告は順位とか流入数だけというパターンが多いんですよ。

大手のいろんな会社のレポート内容なんかも教えて貰ったりしましたが、
まあ似たようなものです。

オーサーシップとか未来の話もいけど、
まず売上へのインパクトを気にした方がいいんじゃないのかっていつも思います。

もちろん中には売上へのインパクトを分析するようなレポートもありますが、
そういったレポートを作る人はとても少ないですね。

私は新卒の頃から色々試行錯誤して、
売上に繋げるためのSEO施策や、分析レポートを書くようにしています。

早く日本のSEO業界の意識が変わるといいなと思います。

2014年7月11日金曜日

SEO会社の人は自分のサイトのSEOができません。

SEO会社の人は自分で自分のサイトのSEOができません。

なぜか?

答えは簡単で、SEO会社のSEOはたいてい分担しているからです。

1サイトのSEOをタスクで区切り、
複数の人が複数の領域でSEOに関連する作業を行います。

SEOディレクターがいて、
バックリンク媒体の制作者がいて、
バックリンク媒体のライターがいて、
バックリンク媒体のサーバー担当者がいて、
アルゴリズムのデータをずっと解析する担当がいて、
内部関連のチェック担当者がいて…

という具合です。

効率的に各々が作業を進められる体制です。


ですがその一方で、このやり方はひとつの弊害を生みます。

それが、自分の担当範囲以外の仕事がわからないというもの。

内部の分析はできても、
バックリンクの作り方やロジックがわからないとかはよくある話です。

そういう人がいざ自分でサイトを立ち上げても、
サイトはとりあえずつくれたけど、
バックリンクをどういうロジックに基づいて、
いくつつくれば良いかわからない…

という状況になります。

あとはバックリンクは専門の会社から買っている会社もあるので、
そういう会社の方も同様にバックリンクの作り方は分からないと思います。


ただし、中小規模のSEO会社なんかは一人で何役もこなしたりするので、
この限りではありません。


あと私が不思議なのは、それでも学べる環境なのに、
やろうとする人は少ないですね。

いくらSEO会社が作業分担するからといって、
バックリンクをつくる部隊がいるので、
その人達に聞けば作り方ぐらい教えてくれます。

それで自分もつくってみればいいのにな…と思う次第です。

2014年5月24日土曜日

【目指せ年収1000万】SEO会社の最強キャリアパス

SEO会社でも年収1000万を目指す方法があります。

結論を言うと、アメリカでSEOの仕事を行うことです。

アメリカのSEO職の給与事情を、こちらのサイト(英語)を参考に見てみましょう。

こちらは「SEO Salary」と題した2011年頃のインフォグラフィックのページですが、
アメリカの20州で調査したSEO会社の平均給与が書かれています。

最も高いのがNew York。

職位が低い順に、1ドル100円とした年収は・・・

  • 「リンク制作」…270万~590万円
  • 「ライター」…390万~960万円
  • 「SEOスペシャリスト」…540万~980万円
  • 「SEOストラテジスト」…840万~1210万円
  • 「マネージャー(部長)」…760万~1120万円
  • 「ディレクター(本部長)」…840万~1480万円

となっています。
日本のSEO業界の人、怒っていいですよ。笑


また、MOZで有名なThe Moz Blog(英語)ではもっと羽振りが良い金額が書かれています。

2011年に書かれた給与事情です。
1ドル100円で計算しています。

インハウス(内製)SEO担当者

  • 「SEOスペシャリスト」…450万~850万円
  • 「アカウントマネージャー」…550万~1000万円
  • 「リーダー」…500万~1000万円
  • 「ディレクター、マネージャーなど」…750万~1500万円
  • 「役員、ディレクター(本部長)など」…1000万~3500万円

SEO代理店

  • 「営業窓口」…350万~750万円
  • 「SEOリサーチャー」…300万~600万円
  • 「ライター」…350万~750万円
  • 「リンク制作」…350万~1000万円
  • 「サーチマーケティングコンサルタント」…600万~2000万円
  • 「SEOディレクター(本部長)など」…700万~1200万円

上位の役職になると、ちょっとした戦略コンサル、投資銀行に肉薄する年収ですね。
ボトムは450万と普通ですが、1000万オーバーも珍しくありません。


まあ職務内容は日本のSEO業界のそれとは全く違う部分もあるでしょう。
私が聞いたり調べたところですと、日本のSEO業務よりはるかに複雑で仕事量も多く、
そして販売戦略、プロモーション戦略を理解していないとこなせないものになります。

というのもアメリカではSEOは企業戦略の一角にはいるほど重視されていることが少なくないからです。
今や検索で自社のウェブサイトを見つけて貰う事を企業戦略に含めないことはありえないという考え方も多いです。

そのためSEOに対する予算や人員の割き方が日本とは全然違います。

私もたまに米国の会社のSEO案件に関わったり、事情をうかがうことがありますが、
「このたび新しいサイトを立ち上げるので、SEO担当者を新しくアサインします」とか言って、
超有名な会社から大物SEO担当者を引き抜いてきたりします

例えばの話にはなりますが、
業界3位の小売業者が通販サイトを立ち上げるために連れてきたSEO担当者が、
先月までアップルのSEOマネージャーだったみたいな例はいくらでもあります。
(これはあくまで例で、実際の話ではありません。ただし似たような例はいくつも見てきたのでこんなイメージだと思ってもらえればと思います)

ですので結論、SEOで稼ぎたければ、
英語を勉強して日本を飛び出し、アメリカでSEO管理職を目指すことも視野に入れてもいいんじゃないでしょうか。

以上です。

2014年5月22日木曜日

SEO業界はもう伸びない!コンテンツが新たな市場となる

SEO業界は過渡期だなと思います。

まず市場の規模感から言えば、SEO市場はもともと、そこまで大きいわけではありません。

業界全体でも推定3~400億円ぐらいです。
こちらのサイトによれば、楽器よりも小さな市場です。

そしてそのうち、リンク販売の市場が、私の肌感ですと50~100億くらいはあるのではないかと思います。
なぜかというと、リンクを専門業者から仕入れて売るSEO会社がとても多いからです。
中~大手はほとんどやってるのではないでしょうか。

もちろんリンクを内製しているSEO会社もありますから、
この辺はどこで線引きをするのか難しいですが。

なので少し難しい話をすると、SEO会社の実質の実入り=粗利はただでさえ小さい市場規模よりさらに小さい市場になります。

さらにそこで大手のSEO会社や上場企業がシェアをごっそり持っています。

また、現在ある程度の規模の会社では、SEOをまだ検討すらしたことのない会社なんて、ほとんどない状態です。
言い換えると、SEOを既にどこかのSEO会社と契約して行っているか、
あるいは「SEOをやらない」と決めている会社がほとんどになります。

つまり現在、「SEOはまだ検討したことがない」というまっさらなお客さんを見つける方が難しくて、
SEO会社は新規顧客の獲得にどこも苦戦しています。
他社の顧客をコンペやリプレイス(契約替え)でパイを奪いあうか、
海外に拠点をつくり活路を見出すか、
ゲームや媒体運営などに舵切りし収益体制を広げるかのいずれかの選択を迫られています。

そんななかで、「SEO領域で」売上を増やす方法が一つだけあります。

それが、コンテンツ制作なんですね。

これ、最初僕はとても画期的だと思いました。

なぜなら飽和市場になりつつあるSEO業界に、新たな市場をつくったことになるからです。

ちなみにSEOの領域に「コンテンツが重要」の概念を持ってきたのはGoogleです。
GoogleはSEOという市場もつくったし、多くのSEO会社を啓蒙し業界を牽引してきた真の立役者です。
そしてここに来て、また新たな「コンテンツ」という市場をつくってくれました。

年々厳しくなる売上に苦戦していた我々SEO業者としては、Google様ありがとうございます、なのです。

ただ、一つ問題があります。

コンテンツ施策のノウハウが、ほとんどのSEO会社に無い事です。

だから多くのSEO会社は、コンテンツ制作を外注に出さざるを得ません。
そうすると原価がかかる分、どうしても高めの価格で出さないと採算が取れない。

やはりその結果として、今の所あまり売れていません。
一部先進的な会社さんには売れていますが、数としては本当に全然ダメです。

じゃあ内製でやれば?って話なのですが、
もし内製チームをつくると、まだそこまで受注が取れるかどうかわからないわけで、
その場合内製チームのコストだけが固定費になります。

アメリカでは日本よりも「SEO=コンテンツだ!」という意識になりつつあります。

遅かれ早かれこの意識は日本にも浸透するでしょう。

そしてその日のために日本の企業も、優良コンテンツを安価に提供できる体制を作っておくことが大命題となります。

あるいは、個人でSEO会社をされている方は、
優秀なライター集団とつながるなどして、良いコンテンツ制作を安価にできる体制を作っておくと、冗談抜きに儲かると思いますよ。
だってニーズがありますし、我々SEO会社としては、現在安価に依頼できる発注先をまさに探しているからです。
というか僕がそれで一旗あげたろうかな、って思ったりもしています。

以上です。


2014年5月13日火曜日

SEO会社の労働時間は長い

SEO会社は残業が結構あります。

私もSEO会社に勤めながら、SEO業界の事を色々見たり聞いたりする立場ですので、
その実態も書いてみようと思います。



拘束時間は基本的に長い

SEO会社の労働時間ですが、基本的に長いです。
会社によってもちろん差はあるものの、どの会社も残業数時間は当然のようにあります。

どのくらい長いかと言うと、
あくまでモデルケースですが、9:00~18:00など定時の勤務に加え、
残業は4時間くらいでしょうか。

もちろんそれ以上の残業をしている人はいます。

終電帰りとか徹夜とかもザラですし、
20時に退社して2時間飲んで、その後帰宅して家で3時まで働いたりもします。

マネージャーなんかも、「そのぐらいやって貰わないと困る」とかしれっと言ってます。
最初は結構びっくりしましたね。
完全にブラック企業の定義に収まるなあと。



精神を病んだ私の友達

SEO業界の人からたまに聞いたり、自社で見かけたりするのですが、
業務過多によるストレス・過労で精神を病んで辞めていくケースはたまにあります。

私もSEO業界に入った友達が、会うたびに明らかに元気がなくなっていき、
連絡が取れなくなり、鬱になって会社を退職した…という事がありました。

後で本人に聞きましたが、仕事が自分のキャパを越えてどんどん降りかかるのに、
周りも忙しすぎて誰にも頼れなくなって…とのこと。

最後は朝とうとう出勤する気力がなくなり、色々と揉めに揉めて退職したんだそうです。
この間なんと3か月。

今はその彼女も他社で楽しく働いてるみたいです。
自分はなんとかストレスをうまくかわして生きてますが、
残念ながらこういう不幸なケースもあるというお話。



早く帰れるSEO会社ってないの?

逆に勤務時間が短い会社もあまり聞いたことがないですね。
何社か知ってるんですけど、代わりに給与はめちゃ低いって聞きます。
勤務時間と給与はトレードオフでしょう。

稀にスケジュールをうまく組めた場合、
定時で仕事を切り上げて退社することもできなくはないですが、
毎日はさすがに無理ですね。

週に1日あればいい方かな。

まあ、SEO会社に限らずウェブ系の会社はこういうところは多いと思います。



私の場合・・

そんな会社できつくないの?と友達によく言われますが、私は特に気にしていません。
残業なんてもちろん嫌ですが、超大手企業や有名なウェブサイトの裏側を見られる事、
それらのサイトのSEOやウェブプロモーションを先導していける事が楽しいです。

あとは勤務時間内でも外で作業がOKな場合も結構あるので、
たまにはのんびりカフェで音楽を聴きながら作業をする事もあります。

以上です。

2014年4月29日火曜日

SEO会社は2020年には激減すると思う

SEO会社は2020年にどのくらい生存しているんだろう?という疑問が浮かびましたので、書いてみます。

そう思ったきっかけは、こちらのブログを見た事です。
164マーケティングというブログの、「2020年には「なくなる仕事」の予想が衝撃的。キャリアを考える参考に。」という記事です。


この記事には2020年に無くなると思われるいろんな職業の会社が記載されています。
電車の運転士やレジ係、一般事務などが載っており、それらの職種に共通するのは、

  • 機械・外注に取って代わられそう
  • 人件費の安い国の人が代行できる

のどれかにほぼあてはまるという事が言えそうです。
2020年っていったら6年後ですからね…もうすぐです。

まあこういった事は最近だとリンダ・グラットン著の『ワーク・シフト』にも書かれているので、
今さらそこまで意外性のあるものではないと思います。



さて僕はいまSEO業界に身を置いていますが、
僕のいるSEO業界も、2020年には結構な数の会社がなくなっているのではないかと思います。

というのもSEO会社の仕事内容もそのまんま、

  • 機械による代行がほぼ可能
  • 人件費の安い国の人が代行できる

にあてはまるからです。

SEOの仕事をざっくり「外部リンク設置と内部改善である」と定義すると、
これらはほぼマニュアル化して外注したり、ツールを用いた代行が可能なのです。

外部リンクも制作はマニュアル化して別の業者に依頼したり、
ある程度システムを組んでしまえばほとんどの部分を自動化できます。

内部改善も同様で、分析や競合調査をはじめ、
数百点の項目を機械にチェックさせるだけで完了するものがほとんどです。

この手のツールを社内に持っているなら内部改善のToDoを洗い出して、
仕様書を作成してクライアントに納品して、
「いついつまでにやっといてくださいねー」と伝えるだけなのでめちゃ簡単に終わります。



既に資金がそこそこある大手のSEO会社はこういった対応をとっくに始めていて、
大手に限って言えば自社内でSEO業務を100%行っているところはほぼ無いと言えます。

極力ツールに任せたり外注できるところはツールや外注の力を使うのは当然の流れと言えますし、
SEO会社はより深い分析や企画やディレクションといった工程に時間を割く方が合理的だと僕も思います。

こうして機械化や外注化が一般的になってくると、
SEO会社の役割は大きく減りますので、
「SEO会社不要論」みたいなのも出てきそうだなぁと思っています。
現にお客さんのSEOのリテラシーがここ数年でかなり上がっているのも感じています。

というわけでちょっとタイトル盛りましたが、
SEO会社の数はどんどん減っていくだろうな、と思っています。

以上です。



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SEO会社は2020年には激減すると思う
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2014年4月11日金曜日

Googleがホワイトハットを勧める理由

Googleがホワイトハットを勧める理由

お久しぶりです。
黒く染まってますでしょうか?

今回はGoogleがホワイトハットを勧める目的についてです。
なぜ彼らはホワイトハットを勧めるのか?

検索エンジンとかSEOについて勉強した人ならおおむね、
「ユーザーに有益な情報を提供する事でサイトの価値を上げるため」
みたいな事を答えるでしょう。

これは半分正解です。
検索結果がユーザーにとって有益、あるいは知りたかった情報で構成されることは、
すなわちGoogleの検索結果の品質が高まることであり、
これはGoogleが目指したいところです。


じゃあ目的のあと半分は何かと言うと、

Googleの自社広告に出稿させること

なんですね。これが一番大きな目的です。

別に広告出稿させるためにわざわざスパム判定して検索順位を落とすわけではありませんが、
SEOのためにホワイトハットを推奨し、
ホワイトハットに対応できない(コストや工数を用意できない)企業には広告出稿を促したいのがGoogleの意図するところです。


もしかしたら意外と思われるかも知れませんが、Googleだって営利企業です。
売上がないと検索エンジンも機能させられない。
社員も食わせていかないといけない。

そのためにGoogleは優秀な広告営業を他社からヘッドハントしたり、
色んな高学歴の大学から優秀な学生を新卒採用したりして、営業体制を強めています。


検索エンジンの本質は検索システムではない


そしてGoogleの業務の本質は検索エンジンではなく、
検索エンジンと言う名の広告媒体なんですね。

Googleの業務の本質が広告媒体の運用である以上、
マネタイズ策として自社の広告枠を買わせたい、
だからホワイトハットをプッシュするのは至極真っ当な帰結であります。

そしてGoogleがホワイトハットをプッシュするとどうなるか。。

「ホワイトハットって面倒だよな~」
「ユーザーに有益な情報を毎日毎日出せるほどの時間もコストもないわ」
「サイト改善すると運用会社に追加でお金取られるから無理」

という事を言う会社がたくさん出てくるので、

「サイトの集客にお困りなら、弊社の広告をご利用ください!」

という、これ以上ないぐらいに美しい営業ができます。
「欲しがる人に欲しがるものを売る」という、営業の教科書みたいなやり方ですね。
マジ超頭いいわ。



だからG様はブラックハットに超厳しい


一方で、Googleはブラックハットとは徹底的に戦います。

ブラックハットなSEOで不当に検索順位を上げて、
自社媒体のいいポジションを無料で取りに来るような連中は駆逐していかないと、
Googleの食い扶持が減るからです。

新聞の一面に勝手に知らない人が自分の広告を出していたら、そりゃ怒るし、
金払え、となりますよね。

テレビ番組の収録中に勝手にカメラに写りこんで、
自分のことをアピールする人がいたら、
警備員につまみ出されるか、訴訟問題とかになるかも知れませんよね。

出たいなら然るべき金額をお支払いくださいねと。

Googleのホワイトハット推奨は巡り巡って、これらの例と本質的に同じというわけです。


以上です!

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Googleがホワイトハットを勧める理由
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